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マーケティングがわかる事典 オンライン版

[商品開発3] プロダクト・アウトからマーケット・インへ

徹底した顧客発想、顧客満足度の向上、継続的な顧客確保策――消費者との継続的な関係の構築。

マーケット・インとは
 消費者動向や消費者ニーズなど消費者(あるいはユーザー、生活者)の視点でマーケティング戦略を組み立て、消費者のニーズに合った商品を開発・販売しようという発想を「マーケット・イン」と言います。
 これに対し、既存商品に比べて、よりよい商品をより安く提供していこうという生産者(メーカー)の発想を「プロダクト・アウト」と呼んでいます。

マーケット・インの背景
 たいていの商品の普及率が高くなった現在、既存のマーケットを拡大することは困難になっています。また、画期的な新商品を生み出すことも、以前のようにたやすくはありません。つまり、新しい需要を生み出すためには、始めに商品ありきの発想であるプロダクト・アウトでは、限界が見えてきているのです。
 かつて消費者がみな同じような志向を持っていた時代には、ひとつの商品をより安く、より高機能にして提供すればよかったのですが、現在では“一人十色”などと言われるように、個人の商品選択が非常に多様化しています。こうした状況では、各消費者のニーズをきめ細かくくみ取る必要があるのです。

求められる企業の発想転換
 企業の一方的な販売活動のみでは、消費者の多様なニーズを満足させることはできなくなりました。企業には、マーケット・インに向けて根本的な発想転換を行い、企業活動全般を見直すことが求められています。つまり、徹底した顧客発想、顧客満足度の向上、継続的な顧客確保が必要とされているのです。
 これは、消費者と密接な、そして息の長い関係を築くことが求められているということであり、その実現のためにも、消費者との信頼関係の構築こそが大前提となってくるのです。