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NRCレポート

NRC自主調査 花粉症/花粉アレルギー調査
Part1:全体編
(2016年3月調査結果)

公表日 2016年4月19日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび、当社の自主調査として、花粉症/花粉アレルギーに関する調査を企画・実施いたしました。

 この調査は、2003年3月に初めて実施し、その後、2010年以降毎年3月に実施している時系列調査です。

 調査結果は、「Part1:全体編」(本篇)と「Part2:花粉症/花粉アレルギーの人の調査結果編」の2つに分けてご紹介します。

 ※ここに、「Part1:全体編」(本篇)のレポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • アレルギーと花粉症
  • 「舌下免疫療法」/認知、治療意向、推奨意向
  • 最近3か月間に花粉対策でとった行動
  • 最近3か月間で花粉対策で購入した商品
  • マスクをつけることについて

調査概要

  • 調査方法
    NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)
    調査員による個別訪問留置調査
  • 調査対象
    全国の15〜79歳男女個人
  • 有効回収数
    1,200人(サンプル)
    ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
  • サンプリング
    毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
  • 調査期間
    2016年3月調査 2016/3/4〜3/16
    (過去調査は2003年、2010年〜2015年いずれも3月に実施)

調査結果の要約

●アレルギーと花粉症

  • 2016年全体の結果では、「アレルギーは持っていない」と回答した人は52%であり、すなわち、2人に1人はなんらかの「アレルギー」を持っている。
  • アレルギーの種類では「花粉症/花粉アレルギー」が35%と最も多い。次いで、「ハウスダスト・ダニアレルギー」が12%、「金属アレルギー」「食物アレルギー」「ペットの毛アレルギー」が5%台で続く。
  • 年代別でみると、「花粉症/花粉アレルギー」は、15〜29才は32〜36%だが、30〜40代では40〜44%と多い。さらに、50代では38%、60代では31%、70代では25%と、高齢になるほど減少する。
  • 時系列変化をみると、「花粉症/花粉アレルギー」は2016年が35%で、昨年と変化がなかった。2003年と2016年の2期での変化では、25%→35%と10ポイント増加している。

●「舌下免疫療法」/認知、治療意向、推奨意向

  • 「舌下免疫療法」を簡単に説明した後、この療法に関する認知を聞いたところ、2016年の全体結果では、内容まで認知している人は13%、名前だけの認知は22%で、合わせて35%の人が知っていた。
  • スギ花粉症やダニアレルギーの治療として、「舌下免疫療法」を受けてみたいと思うかを聞いたところ、「治療を受けたことがある/現在治療中である」は1%未満だが、「受けたことはないが、受けてみたいと思う」は15%ある。また、「受けてみたいとは思わないが、興味・関心はある」は39%で、治療意向は1割半ばと少ないが、興味関心を持っている人も合わせれば、半数以上が意向または関心を持っていると言える。
  • スギ花粉症やダニアレルギーの治療として、「舌下免疫療法」を家族や友人に勧めたいと思うかを聞いたところ、「ぜひ勧めたいと思う」は3%と少ないが、「まあ勧めたいと思う」と回答した人は33%あり、合わせると36%の人が推奨意向を示している。

●最近3か月間に花粉対策でとった行動

  • この3か月くらいの間に、自分や家族が花粉対策のためにどのような行動をしたかを聞いたところ、「外に干した洗濯物をとり入れる前に、洗濯物の花粉を払うようになった」と「空気清浄機を利用するようになった」がともに17%で最も多い。次いで、「窓を開けなくなった/換気の回数を減らした」「花粉がつくのを防ぐため、洗濯物を部屋干しするようになった」「ふとんを外に干すのをやめた」が14〜15%で続く。
  • 「ふとん用クリーナースプレーを利用するようになった」「ふとん専用掃除機を利用したり、ふとん用掃除機ノズルを付けて掃除するようになった」など、ふとんの掃除行動は5%以下と少ない。
  • 一方で、「上記のような花粉対策はしていない」は54%ある。つまり、半数近くの世帯では、上記のようないずれかの花粉対策を行っていると言える。

●最近3か月間で花粉対策で購入した商品

  • この3か月くらいの間に、自分や家族が花粉対策用にどのような商品を購入したかを聞いたところ、「花粉症による鼻への負担がかかりにくい保湿ティッシュ・ローションティッシュ」が12%と最も多かったが、それ以外の商品はいずれも1〜6%と少ない。
  • 「ここにあげた10商品の中にはない」という回答は73%あり、7割強の人は花粉対策を意識した商品を購入していなかった。

●マスクをつけることについて

  • 【恥ずかしい・格好悪い】と【不潔に感じる】というネガティブな意見に対して、「そう思う」は4%と少なく、8割前後が「そう思わない」と否定している。
  • 時系列推移をみると、【恥ずかしい・格好悪い】を肯定する人は、2010年では12%だったが、2016年では4%と減少している。
  • 【呼吸しにくい】は、「そう思う」が53%で、「そう思わない」の25%を上回る。
  • 【マスクをすると安心・落ち着く】は、「そう思わない」が40%で、「そう思う」の21%を上回る。
  • 【花粉症予防に効果はない】は、「そう思わない」が50%で、「そう思う」7%を上回るが、「どちらともいえない」が4割強ある。
  • つまり、マスクを【恥ずかしい・格好悪い】【不潔に感じる】というネガティブイメージは否定されているが、一方で、【安心・落ち着く】イメージを支持する人は多数ではない。また、【呼吸しにくい】と感じている人は5割以上と多いが、【花粉症予防に効果がある】と感じている人も5割いる。

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。

※この調査結果について、NOS基本軸Ⅰ、基本軸Ⅱ、基本軸Ⅲでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III×全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは

調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、40年以上にわたって、
 (1)調査員を使った訪問留置
 (2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。

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