プライシング分析

プライシングは、経験と根拠のない勘が横行しがち。
プライシング調査の最適な提案を致します。

不確実な現代において、経験と勘のみのプライシングにはリスクが伴います。
確かな質のデータと統計モデルに基づいたプライシングを当社が支援します。

当社では、業界や貴社の課題に対し最適なカスタマイズを行ったプライシング調査とソリューションをご提案させていただきます。

PSM( 価格感度測定 )

PSM(価格感度測定)では、生活者の許容価格範囲を把握することができます。
この分析では、想定する商品・サービスについて「安すぎる」「安い」「高い」「高すぎる」価格を対象者に尋ねます。その価格の割合を集計して、「安い」と「高い」の交点を妥協価格、「安すぎる」と「高すぎる」の交点を理想価格、「安い」と「高すぎる」の交点を上限価格、「安すぎる」と「高い」の交点を下限価格とします。

サプリメントの分析例

サプリメントの分析例

CVM( 仮想評価法 )

CVM(仮想評価法)は、国土交通省から指針があるように環境事業評価、寄付額の決定やCSR活動の評価に利用されています。対象者に支払意思額を尋ねて、その金額を総計することで事業の価値を把握します。統計モデルを利用することで、最適価格の計算を行うことができます。

森林環境保護の寄付額の分析例

森林環境保護の寄付額の分析例

コンジョイント分析

PSMとCVMは、直接的に金額について評価してもらいますが、より現実的な評価方法を使ったものとしてコンジョイント分析があります。
コンジョイント分析では、商品属性の異なる複数コンセプトを提示して、その中で一番買いたいものを選択してもらいます。
直接製品・サービスの価格について尋ねるのではなく、購買行動により近い形で生活者ごとに異なる価格感度を把握することができます。
(モデルの推定には、最新の方法である混合分布階層ベイズモデルを利用しています。)

プリンタにおける質問紙例

プリンタにおける質問紙例

個人ごとに異なる価格感度

個人ごとに異なる価格感度

このプリンタの例では、価格に加えて、ブランドなど商品属性を加えコンセプトカードを作り、対象者に評価を行ってもらい個人別の価格感度を求めています。これを使って価格を変化させた時のマーケットシェアなどをシミュレーションすることができます。

価格を変化させたときのマーケットシェアのシミュレーション

価格を変化させたときのマーケットシェアのシミュレーション