マーケティング・リサーチに役立つ用語

会場調査

執筆者:株式会社日本リサーチセンター

会場調査とは

 調査を実施する会場を予め設定し、そこに対象者を呼び込んで行うデータ収集法の一つです。

会場調査には3つの種類がある

会場調査の種類としては、1)対象者を会場に集めて一斉に調査するギャング・サーベイ、2)対象者を会場に集めるところまではギャング・サーベイと同じですが、個別面接で調査を行うCLT(セントラル・ロケーション・テスト)、3)六人前後の対象者を会場に集めて、座談会形式で調査を行うグループ・インタビューなどがあります。

本音に迫るデータ収集が可能

会場調査は、対象者に豊富な情報・マテリアルを提示することが可能です。そのため提示物に対する率直な意見を得られやすいです。したがって、テレビCMや商品の評価で比較的多く用いられます。また、調査担当者が対象者の反応を直接観察することも可能なので、対象者とのコミュニケーションを通して、より本音部分のデータ収集が可能となるメリットもあります。データ収集・分析にかかる時間も、他データ収集法と比べて、相対的に短時間ですむため、迅速な意思決定のためのデータ収集にも適しています。

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