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マーケティングがわかる事典 オンライン版

[販促手法3] スタンプサービス

近年、カードを利用して顧客の購買金額・購買点数を把握し、特典を付与する仕組みが主流。

スタンプサービスとは
 商品の購入金額に応じて一定枚数のスタンプを発行し、顧客は、集めたスタンプの点数に応じて、商品の割引サービスを受けたり、特定の商品と交換できるサービスのことをいいます。トレーディング・スタンプとも呼ばれます。
 スタンプサービスの種類としては、小売・サービス業が単独で発行するもの、商店街全体で発行するもの、チェーン店同士共通のものなどがあります。顧客にとってはスタンプを集めて商品と交換するという楽しみがあり、顧客の固定化および顧客との信頼関係の基盤づくりがスタンプサービスの大きな狙いといえます。

近年の動向
 しかし、近年では、スタンプを発行する代わりに、カードを利用して、顧客の購買金額や購買点数を把握し、それらに応じて各種の特典を与えるという仕組みが主流になってきています。
 これは、顧客カードにPOSシステムなど顧客管理システムを連動させることにより可能となり、購買金額・購買点数を累積的に確認できるうえ、顧客特性をも把握できるというメリットがあります。
 さらに、どの顧客が自社(店)にとって優良な顧客なのかを把握することもできるため、従来のように顧客全てに同じ特典を与えるのではなく、自社製品やサービスを特によく利用する顧客に限定して、優遇したサービスを提供するという戦略も可能になります。
 航空会社のマイレージサービスはその典型で、飛行距離が延びるに従い、無料航空券やファーストクラスなどへのアップグレード券の提供などが受けられます。こうした仕組みは「フリークエント・ショッパー・プログラム(FSP)」と呼ばれ、優良顧客の維持とともに、一般顧客を優良顧客に導くという狙いを持っており、顧客の固定化に有力な戦略となっています。