第8章 販売促進活動と売り場づくり
[販促概論2] 販売促進活動体系と役割(2)
販促活動は多種多様だ。大きく分けて「メリット提供型」と「情報提供型」に分類できる。
販売促進活動の役割とメリット
販売促進活動は顧客との接点となる店頭で行われることが多いため、消費者に対して売り場で商品やサービスを認知させ、価値を訴求し、関心を高め、実際にその製品やサービスを購買させる力を持っています。
つまり消費者に直接的に「買いたい」「買う価値がある」という気持ちを起こさせることができるため、より即効性のある販促効果が期待できるというメリットがあります。
また、販促方法が多彩なうえ、場所(地域、店舗など)や時間(時期、期間など)を特定して行うことができるため、企業にとっては目的に応じて販促策を立てやすいメリットもあります。