NRCレポート
「市販薬」についての調査
(2013年4月調査)公表日 2013年09月09日
日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
当社では、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。
このたび「市販薬についての調査」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。
※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- ●1年間で利用した市販薬は
- ●1年間で利用した処方薬は
- ●市販薬を購買する際の意識は
- ●市販薬を選ぶ時に参考にする情報源は
調査結果の要約
- 1. 1年間で利用した市販薬は
- ●内服薬は「かぜ薬」(51%)が最も多く、外用薬は「ばんそうこう」(56%)が最も多い。
- ●男女別では、男性は「栄養ドリンク」、女性は「ばんそうこう」「虫さされ、あせもなどの塗り薬」
- 「頭痛薬・解熱鎮痛剤」「ビタミン・ミネラル剤、その他サプリメント」「キズ薬、ひび、あかぎれなどの
- 塗り薬」の利用率が高い。
- 2. 1年間で利用した処方薬は
- ●内服薬は「かぜ薬」(28%)が最も多く、外用薬は「目薬」(17%)が最も多い。
- 3. 市販薬を購買する際の意識は
- ●市販薬を選ぶときは、「品質や効き目優先」派が82%で、「安さ優先」派の17%を大きく上回る。
- ●年代別にみると、60代以上は「品質や効き目優先」派が多い。
- ●メーカーや銘柄について「違いが大きい」は「違いがあまりない」と拮抗しているが、60代以上では
- 「違いが大きい」が多くなる。
- 4. 市販薬を選ぶ時に参考にする情報源は
- ●市販薬の購入時に参考にする情報源は、「店頭で、店員や薬剤師」(50%)が最も多い。次いで、
- 「店頭で、商品を見て」(45%)、「テレビCM」(33%)と続く。
調査概要
調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
による個別訪問留置調査
調査対象
全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
1,200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
2013/4/3~2013/4/15
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
市販薬についての調査(2013年4月調査)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。
※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせ専用Eメール information@nrc.co.jp