NRCレポート
「和食とは・・・」連想イメージ ~全国WEB調査の自由回答結果より~
(2013年10月調査)公表日 2013年12月13日
日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
このたびWeb調査により『和食とは・・・』連想イメージについての調査(2013年10月調査)を企画・実施し、取得した自由回答をテキストマイニングにより分析いたしました。
※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- ●和食の連想イメージは?
- ●和食の具体的メニューや食品は?
- ●洋食と比べた和食の定義や条件とは?
- ●上記3問を合わせて分析すると?
- ●上位40ワードは?
調査結果の要約
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ユネスコの無形文化遺産への登録が決まり、今、あらためて「和食」に関心が集まっています。日本人が
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考える「和食」の現在のイメージは、どのようなものでしょうか。一般的によく言われているような
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"一汁三菜"すなわち、ご飯を中心に、汁物、主菜、副菜イメージに集約されるのでしょうか。
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*本調査は、全国15~79歳男女1,200人の方に、和食のイメージを自由回答形式で質問してみました。
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その分析結果をみると、
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●和食といえば、「ご飯」「味噌汁」「焼き魚」「煮物」「納豆」「漬物」などの想起が多くあげられ
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ました。やはり日本人が考える和食とは、家でふだん食べているメニューの「一汁三菜」が基本である
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ことがうかがわれます。
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●一方で、「お寿司」「刺身」「天ぷら」「すき焼き」「懐石料理」なども多く、これらは家庭内メニュー
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というよりも、日本料理店など"ソト"で食べる和食の代表メニューといえるでしょう。海外での和食人気
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の高まりの影響があるのかもしれませんが、和食は家庭における「一汁三菜」イメージにおさまらず、
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「ソト」で食べるメニューとしてのパワーも大きくなっているようです。
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●また、「素材の味をいかした味付け」「あっさりした味で低カロリー」「ヘルシーで良い」という声や、
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「出汁」「醤油」「味噌」の日本独特の調味料や、「箸で食べる」も和食のキイワードと言えます。
調査概要
調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
による個別訪問留置調査
調査対象
全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
1,200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
2013年10月18日~20日
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
「和食とは・・・」連想イメージ ~全国WEB調査の自由回答結果より~(2013年10月調査)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。
※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせ専用Eメール information@nrc.co.jp