NRCレポート

第1回NRC全国キャラクター調査
 【Part1:ゆるキャラ・ご当地キャラ編】

(2014年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2014年11月07日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。
 民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 当社では、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。

 このたび「全国キャラクター【Part1:ゆるキャラ・ご当地キャラ編】」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●認知度の高い「ゆるキャラ」は?
  • ●好感度の高い「ゆるキャラ」は?

調査結果の要約

  • ◆今年も11月1~3日に、全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ2014」が開催され、

  •  事前のインターネット投票数に、当日の来場者による投票数を合算した結果、群馬県の「ぐんまちゃん」が

  •  1位に選ばれた。

  •  本報告書は、弊社が10月に実施した「キャラクター」全国調査から、「ゆるキャラ」に関する結果を

  •  抜粋したものである。

  •  (「ゆるキャラ」も含めた106項目のキャラクターに関する結果は、【Part2:キャラクター編】で紹介予定)

  • ◆調査は、日本全国の15~79歳男女を対象に、訪問留置法という手法で、「ゆるキャラ」の認知度・好感度等を

  •  聴取した。(調査実施時期は、2014年10月3日~15日で、グランプリ開催日の前にあたる)

  •  当然ながら、集計方法や対象者が異なるため、「ゆるキャラグランプリ」とは結果が違っている。

  •  しかし、グランプリ結果とは別のものとして、アンケートの結果を楽しんでいただければ幸いである。

  •  (p9にグランプリ上位キャラの調査結果を掲載した)

  • 1.認知度の高い「ゆるキャラ」は?

  • ●全国的に最も認知されているのは、「ふなっしー」と「くまモン」で、認知率はともに92%と同じ。

  • ●5割以上の認知率があるのは、「ふなっしー」「くまモン」の他に、「せんとくん」「ひこにゃん」のみ。

  • ●女性の方が男性に比べて認知率が高いものが多く、「せんとくん」「ひこにゃん」「ちっちゃいおっさん」

  •  「バリィさん」「メロン熊」「ぐんまちゃん」で差がみられた。

  • ●ゆるキャラは「ご当地キャラ」とも呼ばれている通り、当該エリアにおいて認知率が高くなるものが多い。

  • 2. 好感度の高い「ゆるキャラ」は?

  • ●好感度では「ふなっしー」が1位、「くまモン」が2位。認知では同率だった2キャラだが、好感度では

  •  差が出た。

  • ●性年代やエリア別にみても、「ふなっしー」は1位、「くまモン」は2位が多いが、70代と中国・四国・

  •  九州エリアでは「くまモン」がトップとなる。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2014年10月3日~10月15日

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
NRC全国キャラクター調査【Part1:ゆるキャラ・ご当地キャラ編】 (2014年10月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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