NRCレポート
「年末年始について」
(2016年1月調査結果)公表日 2016年02月04日
日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関です。
民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
また、WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーションにおける日本唯一の代表メンバーとして加盟しており、海外調査にも豊富な経験を有しております。
当社では、全国15〜79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を、毎月定期的に実施しております。
このたび「年末年始」について、NOSにより自主調査を企画・実施いたしました。
※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- ●この年末年始に行ったこと
- ●「第66回紅白歌合戦」の視聴状況
- ●「今年の年賀状」について
調査結果の要約
- ◆年末年始に行ったことは
- ●「お雑煮」「年越しそば」「おせち料理」を食べたという人が7割前後と多かった。次いで、「お年玉を
- あげた」が6割、「大掃除をした」「初詣に行った」が5割強と続く。
- ●「門松、しめ縄、しめ飾り、鏡もち等を飾った」は37%で半数もなかった。一方、「和服、着物を着た」は
- 1%と少なく、「書き初め」「たこあげ」「除夜の鐘をついた」「初日の出を見に行った」も5%足らずだった。
- ◆「第66回NHK紅白歌合戦」の視聴状況は
- ●「第66回NHK紅白歌合戦」について、「リアルタイムで、ほとんど全部視聴した」が14%、「リアルタイムで、
- 半分くらいは視聴した」が18%であった。
- ●この2つを合わせると、約3割の人が「紅白」をリアルタイムで半分以上は視聴していたと言える。
- ●また、「リアルタイムで、一部分や見たいところだけ視聴した」(26%)まで含めて合計すると、"リアル
- タイム視聴・計"は57%となり、一部分でもリアルタイムで「紅白」を視聴した人は6割近いという結果である。
- ●さらに、「録画して、視聴した」「NHKオンデマンドを利用して視聴した」も含めてみると、「紅白」を多少
- でも、またリアルタイムに限らず視聴した人の合計は、63%となる。逆に言えば、「紅白歌合戦」をまったく
- 見なかった人は4割弱である。
- ◆年賀状は
- ●「年賀はがきを出した」が66%であり、日本人の3人に2人は今年の「年賀はがき」を出している。
- ●「それ以外のはがきを年賀状にして出した」は2%と少なく、また、「電子年賀状・年賀メールを送った」も
- 7%と1割未満である
- ◆年賀状の作成方法は
- ●「年賀状を出した」人に対して、年賀状をどのようにして作ったかを聞いたところ、手書きか印刷かに
- ついては、 「印刷(自宅でパソコン等で作成)」が55%と最も多かった。
- ●次いで、「手書き(毛筆以外)」が23%、「印刷(業者に依頼)」が18%、「手書き(毛筆)」(10%)の
- 順となる。集計すると、"手書き・計"は31%、"印刷・計"は72%となり、印刷派が手書き派の倍以上多い。
- また、写真やイラスト等をいれたかに関しては、「写真」が25%、「イラスト」が18%あった。
調査概要
調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
による個別訪問留置調査
調査対象
全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
1,200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
2016年1月調査 2016/1/6 〜 2016/1/18
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
「年末年始について」 (2016年1月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。
※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
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