NRCレポート

第2回NRC全国キャラクター調査
 【Part2:ご当地ゆるキャラ編】

(2015年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2016年02月26日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関です。
 民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーションにおける日本唯一の代表メンバーとして加盟しており、海外調査にも豊富な経験を有しております。
 当社では、全国15〜79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を、毎月定期的に実施しております。

 このたび、第2回NRC全国キャラクター調査について、NOSにより自主調査を企画・実施いたしました。

 日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。

 本レポート【Part2:ご当地ゆるキャラ編】では、「ご当地ゆるキャラ」の26種類のキャラクターについて、認知度と好感度を性別、地域別に質問した結果を紹介します。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●「ご当地ゆるキャラ」の26種類のキャラクターの認知度と好感度

調査結果の要約

  • ◆「くまモン」 と「ふなっしー」が全国的に高い認知度、次いで「せんとくん」「ひこにゃん」が続く。
  •  ●「くまモン」「ふなっしー」「せんとくん」「ひこにゃん」の4キャラクターはいずれの性・年代層でも
  •   5割以上の認知。中でも、「くまモン」「ふなっしー」はいずれの性・年代層でみても1〜2位。
  •  ●全体では「ちっちゃいおっさん」が5位だが、男性の50代以上、女性の60代以上では「ぐんまちゃん」が
  •   5位にアップする。
  •  ●「くまモン」「ふなっしー」は全国的に認知度が高く、エリアの差はみられないが、その他のキャラは
  •   ご当地での認知度が高い傾向がみられる。
  • ◆好感度のトップ2も「ふなっしー」と「くまモン」が2強。エリアでみると、東日本では「ふなっしー」、
  •  ご当地九州エリアでは「くまモン」が優勢。
  •  ●認知度と同じく、「ふなっしー」 「くまモン」がいずれの性・年代層でも1〜2位。
  •  ●エリア別では、北海道・東北、関東では「ふなっしー」の好感度が「くまモン」よりも高く、逆に
  •  「くまモン」のご当地である中国・四国・九州では、「くまモン」の方が高い。
  •  ●全体では上位5位圏外だったキャラクターでも、エリア別でみると、北海道・東北は「メロン熊」、
  •   中部・北陸は「出世大名家康くん」、近畿は「せんとくん」、中国・四国・九州は「バリィさん」と
  •  「しまねっこ」がそれぞれ上位5位内に入った。「ご当地キャラ」の名の通り、出身エリアで人気の高い
  •   キャラクターがある。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 *2015年10月調査 2015/10/2 〜 2015/10/14

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第2回NRC全国キャラクター調査 【Part2:ご当地ゆるキャラ編】
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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