NRCレポート

NRC「日本人の食」調査
 【Part4:食へのこだわりと満足度】

(2015年4月/5月調査結果)

公表日 2016年06月20日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび「日本人の食【Part4:食へのこだわりと満足度】」について、NOSにより自主調査を企画・実施いたしました。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●食生活の満足度や関与度
  • ●食情報やお店への関心度

調査結果の要約

  • <食生活の満足や関与度では・・・・>
  •  ●『今の生活に満足している』は、「あてはまる・計」(肯定)が55%と半数以上であり、「あてはまら
  •   ない・計」(否定)は11%と少なく、満足している人の方が圧倒的に多い。
  •  ●『おいしいものを食べることにお金をかけてもよい』は、肯定が50%、否定は17%と、お金をかけても
  •   よいという人が多数派。
  •  ●『食事はお腹いっぱいになればよい』は、肯定が17%、否定53%であり、食事にこだわりがない人は少数派。
  •  ●『食事に手間ひまや時間をかけたくない』は、肯定が18%に対し、否定が42%となり、手間や時間を
  •   かけたいと考える人の方が多い。
  •  ●『食べ物について、人とよく話をする』は、肯定が30%、否定が40%で、大差ではないが話をする人の方が
  •   少ない。
  • <食情報やお店への関心度では・・・・>
  •  ●『たまには高級レストランやプチ贅沢な食事をしたい』は、「あてはまる・計」の肯定56%が、「あてはまら
  •   ない・計」の否定25%を上回る。
  •  ●『おいしいものを食べ歩きするのが好き』と 『新しい食べ物に興味がある』は、いずれも肯定と否定が
  •   3割半ばで拮抗している。
  •  ●『「食についてテレビ番組や雑誌を見るのが好き」』は、肯定が45%、否定が26%と、見るのが好きな人が
  •   多い。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 2400人(サンプル)=1200人(サンプル)×4月調査・5月調査の2回分
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2015年4月調査(4/1〜4/13)
 2015年5月調査(5/1〜5/18)

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
「日本人の食」調査【Part4:食へのこだわりと満足度】(2015年4月/5月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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