NRCレポート

第3回NRC全国キャラクター調査
 【Part5:全キャラクター編】

(2016年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2016年12月16日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび、当社の自主調査として、「第3回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

 日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感をもたれているでしょうか。

 「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計96種類のキャラクターを聴取しました。

 ※ここに、「第3回NRC全国キャラクター調査【Part5:全キャラクター編】」のレポートを発表いたしますので、ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」96種類のキャラクターの認知度と好感度

調査結果の要約

  • 【認知度】

  • ●2016年の全96キャラクターの認知度上位をみると、トップ10のうち8キャラは「ドラえもん」などの

  •  マンガ・アニメキャラクターが占める。残り2キャラには、ご当地キャラの「くまモン」と「ふなっしー」が

  •  ランクイン。

  • ●認知度ランキングを時系列でみると、トップ3は「ドラえもん」「サザエさん」「それいけ!アンパンマン」で、

  •  2014年から変わらない。

  • 【好感度】

  • ●2016年の全96キャラクターの好感度上位をみると、「ふなっしー」「ミッキー&フレンズ」

  •  「となりのトトロ」等をおさえて、ご当地キャラの「くまモン」が38%でトップ。

  • ●好感度ランキングを時系列でみると、「くまモン」が好感度を徐々に上げ、2016年は「ふなっしー」を抜き

  •  トップに立つ。

  • <男性49歳以下/男性50代以上/女性49才以下/女性50才以上の4グループに分けて好感度をみると>

  • ●年代や性別で好感度が異なるものが多い中、2016年は「くまモン」「ふなっしー」「ドラえもん」

  •  「ミッキー&フレンズ」は4グループのすべてでトップ10にランクイン。

  • ●男性49才以下では、「ふなっしー」「ONE PIECE」「ドラゴンボール」「ルパン三世」が3年連続で上位5位。

  • ●男性50代以上では、「くまモン」「ふなっしー」「鉄腕アトム」「ルパン三世」が3年連続で上位5位。

  • ●女性49才以下では、「となりのトトロ」「ミッキー&フレンズ」「魔女の宅急便」「くまモン」が3年連続で

  •  上位5位。2014年に1位だった「ふなっしー」はランクを下げる。

  • ●女性50代以上では、「サザエさん」「くまのプーさん」が3年連続で上位5位。「くまモン」は徐々に順位

  •  を上げ、2016年ではトップ。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2016年10月調査 2016/10/5〜2016/10/17

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第3回NRC全国キャラクター調査 【Part5:全キャラクター編】
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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