NRCレポート

風邪に関する調査

(2017年1月調査結果)
健康・医療

公表日 2017年02月13日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび、当社の自主調査として、「風邪に関する調査」を企画・実施いたしました。

主な調査項目

  • 1.年間の風邪ひいた回数
  • 2.風邪の初期症状
  • 3.風邪の初期症状時の行動と風邪予防対策

調査結果の要約

  • 1.全国15〜79才の日本人は年間で平均1.4回風邪をひいている。女性15〜39才は風邪をひく回数が多く、
  •   男女50才以上は風邪をひく回数が少ない。
    2.風邪の初期症状だと思う体の違和感や変化は、「のどの痛みや違和感」(67.9%)、
  •  「鼻水・鼻づまり」(59.4%)、「せき・くしゃみ」(56.2%)が5割を超える。
  • 3.風邪の初期症状の時の行動をみると、「常備薬を飲む」(50.6%)が最も高い。
  •  「病院に行く」は13.3%、「なにもしない」は23.7%である。
  •   風邪予防対策は、「まめに手洗い」(60.5%)、「まめにうがい」(57.0%)、
  •  「マスクをする」(52.7%)が5割を超える。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2017年1月調査 2017/1/6〜18

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
風邪に関する調査
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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