NRCレポート

メディア利用に関する調査

(2016年9月調査結果)
メディア

公表日 2017年06月01日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび、当社の自主調査として、「メディア利用に関する調査」を企画・実施いたしました。ここにレポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • 1.各メディアで利用する情報のジャンル
  • 2.新聞・雑誌の購読状況
  • 3.SNSの利用状況およびSNSでの情報発信状況

調査結果の要約

  • 1.テレビ・新聞の「ニュース」とテレビの「スポーツ・芸能」の利用率が突出。そのほかの情報もテレビと新聞が
  •   強いが、WEBサイトも「ニュース」「スポーツ・芸能」では3~4割の利用率。
  • 2.各メディアのユーザー率では、テレビはどの年代でも9割を超える。新聞は7割で50代以上に偏り、WEBサイトは
  •   6割で30代以下に偏る。
  • 3.新聞の月ぎめ購読率は64%。30代以下は3~4割に留まる。電子版の利用は2%で、50代でやや多い。
  • 4.1か月以内の雑誌購読率は34%、電子版利用は2%。
  • 5.LINEユーザーは全体の52%を占め、他のSNSと大差。SNSユーザーではどの年代でも約9割以上がLINEを利用。
  • 6.SNSにより情報発信する人は全体の12%。若いほど多く、20代以下では3割に。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2016年9月調査 2016/9/1~9/13

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
メディア利用に関する調査(2016年9月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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