NRCレポート
第5回NRC全国キャラクター調査 【Part3:日本と海外の有名キャラクター編】
(2018年10月調査結果)公表日 2019年01月08日
日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。
このたび、当社の自主調査として、「第5回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。
日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感を持たれているのでしょうか。
「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計89種類のキャラクターを聴取しました。
※ここに、「第5回NRC全国キャラクター調査 Part3:日本と海外の有名キャラクター編」のレポートを発表いたします。
ご高覧いただければ幸いです。
※GIA(Gallup International Association)
WIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)
主な調査項目
- ●「日本の有名キャラクター」9種類と「海外の有名キャラクター」19種類の認知度と好感度
調査結果の要約
- <ランキング>
- ●今回提示した有名キャラクター28種での認知度は、「ハローキティ」、「くまのプーさん」、「ムーミン」が上位
- 3位だが、好感度では、「ミッキー&フレンズ」が1位、「くまのプーさん」が2位、「ムーミン」が3位。
- 「ハローキティ」は、認知度はトップだが、好感度は6位とランキングがやや低くなる。
- ●全89種のキャラクター内ランキングでは、「ミッキー&フレンズ」は、好感度が2016年から2018年まで3位を維
- 持。
●同様に、「くまのプーさん」も、好感度は6位→7位→5位と高順位をキープしている。 - <2018年比率>
- ●認知度は、「ハローキティ」、「くまのプーさん」は9割以上と最も高い。次いで、「ムーミン」、「ミッキー&
- フレンズ」、「トムとジェリー」、「きかんしゃトーマスとなかまたち」、「ハリー・ポッター」、「アナと雪の
- 女王」、「スパイダーマン」が8割超で続く。
- ●認知度上位は、「ハローキティ」を除けば、海外のキャラクターが上位を占める。日本のキャラクターでは、
- 「リラックマ」、「マイメロディ」が6割超で健闘している。
●好感度は、「ミッキー&フレンズ」が29%、「くまのプーさん」が26%と、ディズニーの人気が高い。次いで、 - 「ムーミン」、「トムとジェリー」、「SNOOPY」、「ハローキティ」が2割台で続く。認知度と同じく、好感度の
- 上位も海外キャラクターが強い。
●「ハローキティ」は、認知度ではトップだったが、好感度ではディズニーキャラクターに及ばなかった。 - <時系列変化>
- ●認知度の推移をみると、「すみっコぐらし」は、2014年 8%→2018年 39%に増加し、「ピーターラビット」は、
- 同様に67%→75%と、この5年間で8ポイント増えた。「ミニオン」は、2017年 61%→2018年 67%と、6ポイン
- トの増加。
- ●「SNOOPY」は、表記を少し変更した影響があるかもしれないが、認知度は2017年 68%→2018年 79%と11ポイ
- ントも増えた。また、好感度では、2014年から2018年13%→14%→17%→18%→22%と年々上昇し続けてい
- る。
調査概要
調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
による個別訪問留置調査
調査対象
全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
1,200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
2018年10月調査 2018/10/4~2018/10/16
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第5回NRC全国キャラクター調査【Part3:日本と海外の有名キャラ編】(2018年10月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年以上にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。
※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせ専用Eメール information@nrc.co.jp