NRCレポート
第6回NRC全国キャラクター調査 【Part1:ご当地キャラクター編】
(2019年10月調査結果)公表日 2019年11月29日
日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。
このたび、当社の自主調査として、「第6回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。
日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感を持たれているのでしょうか。
「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計83種類のキャラクターを聴取しました。
ここに、「第6回NRC全国キャラクター調査 Part1:ご当地キャラクター編」のレポートを発表いたします。
ご高覧いただければ幸いです。
※GIA(Gallup International Association)
WIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)
主な調査項目
- ●「ご当地キャラクター」18種類の認知度と好感度
調査結果の要約
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<ランキング>
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●ご当地キャラクター18種の中では、「くまモン」が認知度、好感度ともに1位で、「ふなっしー」は2位。
- ●「くまモン」は、全キャラクター内好感度ランキングでみても、2016年から毎年1位をキープ。
- ●「ふなっしー」は、全キャラクター内好感度ランキングが、2016年は2位だったが、2019年は10位に低下。
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<2019年認知度>
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●「くまモン」 と「ふなっしー」は、認知度が9割前後と高い。次いで「せんとくん」70%、
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「ひこにゃん」66%が続き、全国・全世代(全体)レベルで5割を超えているのは、これら4キャラクターのみ。
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●ご当地キャラの名前の由来通り、「ひこにゃん」と「せんとくん」は、近畿で80%、76%。
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また、「メロン熊」は50%、「ぐんまちゃん」は53%と、それぞれのご当地エリアで認知度がアップしている。
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<2019年好感度>
- ●好感度が10%を超えるのは、「くまモン」、「ふなっしー」、「ひこにゃん」の3キャラクターのみ。
- ●「くまモン」(33%)と「ふなっしー」(24%)は9ポイント差。「ふなっしー」と「ひこにゃん」は
- 11ポイント差と、上位3キャラクター内でもスコア差がある。
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●認知度が70%と高かった「せんとくん」は、好感度では5%と低め。
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<時系列変化>
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認知度では、
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●「くまモン」 は2014年から2019年まで、いずれも9割以上と安定。
- ●「ちっちゃいおっさん」は、2014年46%→2019年26%と、この6年間で20ポイント低下。
- ●「せんとくん」は、2014年74%→2017年64%と低下していたが、2019年は増加して70%になった。
- 好感度では、
- ●「くまモン」は、2014年31%→2016年38%と増加していたが、2019年では33%と低下傾向がみられる。
- ●「ふなっしー」は、2014年、2015年は「くまモン」より好感度が高かったが、2016年からは「くまモン」
- に抜かれて第2位で推移。2014年38%→2019年24%と、この6年間で14ポイント減少している。
調査概要
調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
による個別訪問留置調査
調査対象
全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
1,200人(サンプル)
※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
2019年10月調査 2019/10/3~2019/10/15
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第6回NRC全国キャラクター調査【Part1:ご当地キャラクター編】
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、50年にわたり、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。
※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせ専用Eメール information@nrc.co.jp