NRCレポート

第6回NRC全国キャラクター調査
 【Part2:企業キャラ・ゲームキャラ編】

(2019年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2019年12月06日

日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

このたび、当社の自主調査として、「第6回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感を持たれているのでしょうか。

「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計83種類のキャラクターを聴取しました。

 ここに、「第6回NRC全国キャラクター調査 Part2:企業キャラクター・ゲームキャラクター編」のレポートを発表いたします。
 ご高覧いただければ幸いです。

※GIA(Gallup International Association)
  WIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)

主な調査項目

  • 「企業キャラクター」13種類と「ゲームキャラクター」5種類の認知度と好感度

調査結果の要約

  • <企業キャラクター>

  • ●今回提示した企業キャラクター13種の中では、認知度は、「不二家のペコちゃん、ポコちゃん」が1位、

  •  「マクドナルドのドナルド・マクドナルド」が2位、「KFCのカーネル・サンダース」が3位。

  • ●好感度は、「NHKのチコちゃん」が1位、「ソフトバンクのお父さん犬」が2位、
  •  「ペコちゃん、ポコちゃん」が3位。
  • ●全キャラクター内ランキングでみると、「チコちゃん」は前回より順位がアップし、認知度は65位→42位、
  •  好感度は20位→7位となった。
  • ●認知度は、「ペコちゃん、ポコちゃん」、「ドナルド・マクドナルド」、「カーネル・サンダース」が

  •  8割前後で高い。「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会マスコットのミライトワ・ソメイティ」

  •  の認知度は45%。

  • ●好感度は、「チコちゃん」が26%と高く、「お父さん犬」、「ペコちゃん、ポコちゃん」、「フジテレビの

  •  ガチャピン&ムック」の15~17%を上回った。

  • ●「チコちゃん」は、認知度は、2018年 40%→2019年 70%と30ポイントのアップ。好感度は、2018年 18%→

  •  2019年 26%と8ポイントアップした。

  • <ゲームキャラクター

  • ●今回提示したゲームキャラクター5種の中では、認知、好感ともに、「ポケットモンスター」が1位で、
  •  「スーパーマリオブラザーズ」が2位、「ドラゴンクエスト」が3位。
  • ●1位の「ポケットモンスター」は、認知度が83%に対して、好感度は12%とやや低め。
  • ●全キャラクター内ランキングでみても、「ポケットモンスター」の2019年好感度は32位と高くはない。

  • ●「ポケットモンスター」と「スーパーマリオブラザーズ」は、認知度は8割超と高いが、好感度は1割強とやや低め。

  • ●2018年から2019年の動きに注目すると、「スーパーマリオブラザーズ」、「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」は、認知度がアップした。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2019年10月調査 2019/10/3~2019/10/15

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第6回NRC全国キャラクター調査【Part2:企業・ゲームキャラ編】.pdf
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、50年にわたり、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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