NRCレポート

第6回NRC全国キャラクター調査
 【Part4:マンガ・アニメキャラクター編】

(2019年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2020年01月07日

日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

このたび、当社の自主調査として、「第6回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感を持たれているのでしょうか。

「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計83種類のキャラクターを聴取しました。

 ここに、「第6回NRC全国キャラクター調査 Part4:マンガ・アニメキャラクター編」のレポートを発表いたします。
 ご高覧いただければ幸いです。

※GIA(Gallup International Association)
  WIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)

主な調査項目

  • 「マンガ・アニメキャラクター」21種類の認知度と好感度

調査結果の要約

  • <ランキング>

  • ●今回提示したマンガ・アニメキャラクター21種の中では、認知度は、「サザエさん」と「ドラえもん」が

  •  トップ2で、好感度は、「となりのトトロ」が1位、「魔女の宅急便」が2位、「ドラえもん」が3位。

  • ●全キャラクター内ランキングをみると、マンガ・アニメキャラクターは認知度の上位を占める。
  •  好感度も、「となりのトトロ」は2位、「魔女の宅急便」は5位、「ドラえもん」は6位と高い。
  • ●全キャラクター内好感度を時系列でみると、「となりのトトロ」は、2014~2016年:4位→2017~2019年:2位に

  •  アップ。「魔女の宅急便」は、2014~2016年:8位~9位→2017年~2019年:5位~6位に順位が上がっている。

  • <2019年比率>
  • 認知度は、「サザエさん」 と「ドラえもん」が96%と最も高い。次いで、「ちびまる子ちゃん」、「それいけ!

  •  アンパンマン」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「クレヨンしんちゃん」、「ルパン三世」、「鉄腕アトム」が9割以上で

  •  続く。提示した21種のうち16キャラクターが8割以上の認知率である。

  • 好感度は、「となりのトトロ」が33%でトップ。次いで、「魔女の宅急便」が27%、「ドラえもん」が26%、

  •  「ルパン三世」が25%、「サザエさん」が24%、「それいけ!アンパンマン」が22%、「名探偵コナン」と
  •  「ちびまる子ちゃん」が20%と続く。
  • <時系列変化

  • ●認知度は、「進撃の巨人」が、2014年 42%→2019年 61%と、この6年間で19ポイントのアップ。
  • ●好感度は、年によって多少の動きはあるものの、いずれのキャラクターも2014年から2019年の6年間では、
  •  特に大きな変化はみられなかった。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2019年10月調査 2019/10/3~2019/10/15

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第6回NRC全国キャラクター調査【Part4:マンガアニメキャラ編】.pdf
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、50年にわたり、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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