NRCレポート
緊急事態宣言前後の行動変化についての調査
(2020年4月調査)公表日 2020年04月28日
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 鈴木稲博)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。この度、4月7日に発令された緊急事態宣言の前後での人々の行動状況の変化についてインターネット調査を使って調べました。
主な設問項目
- 【緊急事態宣言前調査】
- ・あなたは、新型コロナウイルス感染症を意識してこの1か月で以下のことを行ないましたか。(いくつでも)
- 【緊急事態宣言後調査】
- ・あなたは、緊急事態宣言(4月7日 7都府県に対し)が発令された後、新型コロナウイルス感染症を意識して以下のことを行いましたか。4月7日に発令された緊急事態宣言の対象地域以外の方もお答えください。(いくつでも)
調査結果の要約
- ・緊急事態宣言(4月7日)後、新型コロナウイルス感染症を意識して行なった行動については、宣言前同様、「⼿洗い、うがいをいつもより丁寧に⾏なった」、「外出する際にマスクを常時着用した」、「外出を控えた(必要な外出、⽇用品の買い物、通院などを除く)」が高い。
- ・宣言後は年代とエリアを問わず、外出に際して注意している行動が大きく増加した。
- ・年代別では、30代以下では特に外出時に注意して行動し、60代以上では外出を控えている様子が窺える。
- ・緊急事態宣言前後で比較すると、新型コロナウイルス感染症を「意識して行った行動がある・計」は90.6%から94.4%に増加。
- ・特に30代以下での増加が大きく、宣言後には年代による差は見られなくなった。
- ・「(初期)緊急事態宣言対象エリア」(7都府県)と非対象エリア、「特定警戒都道府県」対象エリア(13都府県)での比較も、宣言前はそれぞれの対象エリアと非対象エリアで差がみられたものの、宣言後にはエリアによる差も見られなくなった。
結果詳細
調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】【緊急事態宣言前調査】3⽉13⽇(⾦)〜26⽇(⽊)【緊急事態宣言後調査】4月15日(水)~22日(水)
【有効回収数】各1,200サンプル
※2015年国勢調査の結果を基に⼈⼝とエリアで割付
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
【自主調査】緊急事態宣言前後の行動変化についての調査.pdf
- 画像の出典:https://www.irasutoya.com/
弊社では世論調査や選挙調査などの社会調査、大学・研究機関などの学術調査に関する長年の調査実績がございます。調査のお見積りやご相談等は下記「お問い合わせ」までご連絡ください。
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・「NRCサイバーパネル」について
本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。
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株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部営業企画部第3チーム 渕上