NRCレポート
日中液体ミルクに関する調査
公表日 2020年08月19日
日本リサーチセンター(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、マーケティング・リサーチ(市場調査)、世論調査の実施、および、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。
この度、2019年3月に日本での店頭販売が開始されて以降、話題になっている『液体ミルク』について、日本・ 中国での自主調査結果を発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- 1.2019年3月に日本での店頭販売が開始された『液体ミルク』の認知・使用実態・利用意向は?
- 2.先行市場の中国とどう違うのか?
調査結果の要約
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1.授乳方法
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●日本では直接母乳授乳指向が強いが、中国では市販ミルクやさく乳器(電動)の利用も多い。
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2.市販のミルクブランドの浸透状況
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●日本では「明治」「森永」が広く認知、使用される。中国では、欧米・中国ブランドが認知の上位を占める。
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認知も使用も多いのは「美赞臣」。「明治」の認知は41%(0歳児)と健闘。
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3.液体ミルクの認知、使用経験は?
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●日本では液体ミルクの認知・利用は、0歳児ママで高く、86%が認知、半数近くに使用経験があるが、
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1~2歳児ママとプレママでは認知が約75%、1~2歳児ママの利用は約3割にとどまる。中国では認知も
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使用経験のいずれも8割以上。
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4.液体ミルクの利用意向とその理由は?
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●日本では「外出/携帯に便利」と「災害時に便利」であることを理由に、半数以上が「液体ミルク」の
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利用を意向。ベビー用品ブランドも許容される。中国では「簡単便利/時短」のため意向が高いが、
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栄養面も重視。認知・使用率の高いミルクブランドを指向。
調査概要
調査方法
WEB調査
調査対象
日本(三大都市圏)、中国(三大都市)
有効回収数
613人(サンプル)
調査期間
2020年1月6~19日
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
自主調査_日中液体ミルク_Report_FINAL_20200817.pdf
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室