NRCレポート
新型コロナウイルス下での旅行・イベント参加に関する調査
公表日 2020年10月27日
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 鈴木稲博)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。
2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、人々の行動様式は大きく変更せざるを得なくなっています。そのような環境下において、
・今年の夏(8月~9月)に旅行に出かけた人はどれくらいいたのか(実態)
・今後(10月~11月)で旅行に行きたいと思う人はどれくらいいるのか(意向)
をそれぞれ把握し、新型コロナ下での人々の旅行に対するマインド(気持ち)を測る調査を行いました。
主な設問項目
- ・8月~9月の間の行動(実態)
旅行行動、旅行目的地、利用交通手段、旅行以外の参加イベント
- ・10月~11月の間の予定行動(意向)
旅行予定行動、旅行予定目的地、利用予定交通手段、旅行以外の参加予定イベント
調査結果の要約
1泊以上の国内旅行について、【8月~9月に行った人】と【10月~11月で行く予定の人】を比べると、【10月~11月で行く予定の人】が「全体」で4.1ポイント上昇。
特に、居住地域の「東京都」で、【10月~11月で行く予定の人】が13.4ポイントと大きく上昇している。
これはGotoトラベルキャンペーンの対象範囲が10月から東京都にも拡大したことが影響していると推測される。
新型コロナウイルスの感染状況が「やや気になる」人で、【8月~9月】に比べ【10月~11月】で1泊以上の国内旅行に行く予定が増えている。感染状況を気にしつつも、「旅行に行きたい」という気持ちが一定程度あることから、旅行先の感染防止対策と情報伝達が、実際の旅行先決定の重要な要因になると思われる。
1泊以上の国内旅行について【8月~9月に行った人】と【10月~11月で行く予定の人】に、それぞれの旅行先を聞いたところ、 【8月~9月に行った人】では「自地域」が「他地域」を上回っているが、 【10月~11月で行く予定の人】では、「他地域」の割合が「自地域」の割合を上回り、逆転している。
同じく1泊以上の国内旅行について、利用交通手段を聞いたところ、 【10月~11月で行く予定の人】では、「飛行機」利用の割合が上昇・「自動車」利用の割合が減少している。
調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2020年9月24日(木)~30日(水)
【有効回収数】1,600サンプル、全国の15歳〜69歳を性年代×居住地域の⼈⼝構成⽐に準じて⽐例配分
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
【自主調査】新型コロナウイルス下での旅行・イベント調査.pdf
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・「NRCサイバーパネル」について
本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。
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株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部営業企画部第3チーム 香取