NRCレポート
「エンド・オブ・イヤーサーベイ 2020:2021年の見通し、景況感、幸福感 」~47か国・地域グローバル調査~
GIA国際世論調査公表日 2021年02月08日
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)が加盟している ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション(GIA)では、2020年10月から12月にかけて世界47カ国と地域の人々を対象に国際世論調査「エンド・オブ・イヤー サーベイ」を実施しました。
この度、その調査結果がリリースされましたので、日本の属性別調査結果を加えて、日本版レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- 1.2021年は良い年になる?
- 2.2021年の景気は良くなる?
- 3.あなたの人生は幸せ?
調査結果の要約
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1.2021年は良い年になる?
- ●2021年が2020年より良くなるかどうか質問した結果は、「良くなる」は47カ国平均で44%、日本では27%。
- ●日本では、「変わらない」と答えた割合が35%で最も多く、「良くなる」は27%。
- ●47カ国平均では、「良くなる」と答えた割合が44%で最も多い。世界と比較すると、日本の回答は「良くなる」
- と「悪くなる」が少なく、「変わらない」「わからない」が多くなっている。
- ●2021年が2020年より「良くなる」と「悪くなる」と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は
- 47か国中32位。上位3カ国はコートジボワール、ナイジェリア、インドネシアの順。一方、下位3か国は、
- イタリア、香港、ポーランド。
- ●日本の結果を時系列で比べてみると、2016年以降2019年まで「良くなる」の上昇が続いていたが、
- 2020年調査では前回2019年調査と比較して、「良くなる」という回答が2ポイント減、「悪くなる」という
- 回答は5ポイント増となった。
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2.2021年の景気は良くなる?
- ●自国の2021年の景気が2020年より良くなるかどうか質問したところ、47カ国平均でも日本でも「景気は悪く
- なる」が最も多く、日本では37%、世界全体では44%。
- ●一方、「景気は良くなる」と答えた割合は、47カ国平均では27%、日本では16%にとどまる。
- ●2021年が2020年より「良くなる」と「悪くなる」と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は
- 47か国中20位。上位3カ国はコートジボワール、ナイジェリア、アゼルバイジャンの順。一方、下位3か国は、
- イギリス、イタリア、ブルガリア。
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3.あなたの人生は幸せ?
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- ●自分の人生が『幸せ』(「とても幸せ」と「幸せ」の計)と感じる人は、47カ国平均では54%、日本では62%。
- ●日本では、『幸せ』と答えた割合は6割を超え、47カ国平均よりも多い。また、『不幸せ』(「とても不幸せ」
- と「不幸せ」の計)と答えた割合は3%にとどまり、47カ国平均と比較して少ない。
- ●自分の人生が『幸せ』と『不幸せ』と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は47か国中8位。
- 上位4か国はキルギス、カザフスタン、コロンビア、エクアドルの順。一方、下位3か国はパレスチナ、
- 北マケドニア、ガーナ。
- ●日本の結果を時系列で比べてみると、幸せ感については、2020年の調査結果は前回と変わりがない。
- ●日本ではコロナ禍が続くなか、2021年の見通しは「悪くなる」と思う人が前回調査よりも増え、景気も
- 「悪くなる」と考える人が多いものの、個人の幸福感は、まだ維持されている模様。
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調査概要
調査方法
面接調査、電話調査、WEB調査
調査対象
世界47カ国・地域
有効回収数
44,796人(サンプル)
調査期間
2020年10月~12月
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
エンド・オブ・イヤー サーベイ2020:2021年の見通し、景況感、幸福感 -47カ国・地域グローバル調査- 日本リサーチセンター(NRC).pdf
株式会社日本リサーチセンター
担当:広報室
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