NRCレポート
健康に良い食べもの2
公表日 2021年05月07日
2021年3月29日~4月5日に『健康に良い食べもの』について、NRC自主調査を実施しました。
本調査は、前回に続く2回目の調査です。2020年3月に実施した項目と同じ質問で回答してもらいました。
(インターネット調査で、全国のNRCサイバーパネル会員14,025名に、15の選択肢の中で「普段健康に良いと考え、意識的に食べているもの」を複数回答で聴取)
本レポートは、全体結果と男女年代別の結果についてご紹介いたします。
以下の15の選択肢の中から、「普段健康に良いと考え、意識的に食べているもの」をすべて選んでもらいました。(複数回答/選択肢はランダマイズで表示)
「健康に良いと考え、意識的に食べているものは?」
前回との比較では・・・
・前回と比較して増加が大きかったのは、「トマト」、「海藻類」、「ナッツ類」の順です。前回よりも、それぞれ5ポイント・4ポイント・2ポイント増加していました。
・これ以外に1ポイント以上増加したのは、「味噌汁」、「青魚」、「しょうが」、「鶏ムネ肉・ささみ」、「チョコレート」でした。
・反対に、「コーヒー」は、前回より2ポイント減少していました。
今回の全体結果をみると・・・
・提示した15の食品の中で、もっとも回答率が高かったのは、「ヨーグルト」(59.7%)と「納豆」(56.1%)で、この2つは5割を超えていました。
・次いで、「味噌汁」(40.7%)と高く、上位3位はいずれも発酵食品でした。日本人全体でみると、普段健康に良いと考えて意識的に食べているものとして、「ヨーグルト」、「納豆」そして「味噌汁」という発酵食品が多いことがうかがえます。
・4位は「海藻類(のり、わかめ、ひじき等)」(37.6%)、日本人に馴染みのある海産物が3割強の回答率でした。
・5位以降は「トマト」、「青魚」、「ナッツ類」、「しょうが」、「コーヒー」という順でした(36.5~28.1%)。
・「野菜ジュース」(26.0%)、「鶏ムネ肉・ささみ」(23.5%)、 「にんにく・ガーリック」(23.4%)は、2割強から2割半ば。
・「チョコレート」(17.7%)、「えごま油・アマニ油」(14.4%)は、1割台。
・15食品の中で回答率がもっとも低かったのは、「青汁」(12.3%)でした。
・一方、「いずれも食べていない」という回答は10.0%あり、食と健康をあまり意識していない人が1割程度はあるようです(提示15食品の中での回答)。
男女年代別にみると・・・
<前回との比較>
・「トマト」は、20代以下の女性を除いた全年代で1ポイント~8ポイント増加していました。
・「鶏ムネ肉・ささみ」は、30代~60代以上の女性で、3ポイント~5ポイント増加していました。
・「海藻類」は、40代女性と60代女性で5ポイント以上増加していました。
<今回の結果>
・年齢が上がるにつれて比率が上がるものが多くなっています。「青魚」は、女性の20代以下と60代以上で41ポイントも差がありました。
・「野菜ジュース」は、男女とも全年代で20%~30%台 。「青汁」は、10%台とどの年代でも同じような結果となりました。
・「しょうが」と「ナッツ類」は、男性よりも女性で高く、特に50代以上女性で人気です。
・「いずれも食べていない」は、若年層ほど高い割合となっていました。
「健康に良いと考え、意識的に食べているもの」(いくつでも)
<男女年代別>
調査概要
|NRC|自主調査 ~「健康に良い食べもの2」~
・全体結果(男女年代別ウエイト集計)
・男女・年代別の結果
調査方法
インターネット調査
調査対象
サイバーパネル会員(全国の15才以上男女)
回答数
14,025名
調査時期
2021年3月29日(月)~4月5日(月)
画像の出典:https://www.irasutoya.com/
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