NRCレポート
「エンド・オブ・イヤーサーベイ 2021:2022年の見通し、景況感、幸福感 」~45か国・地域グローバル調査~
GIA国際世論調査公表日 2022年03月02日
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)が加盟しているギャラップ・インターナショナル・アソシエーション(GIA)では、2021年9月から2022年1月にかけて世界45カ国と地域の人々を対象に国際世論調査「エンド・オブ・イヤー サーベイ」を実施しました。
この度、その調査結果がリリースされましたので、日本の属性別調査結果を加えて、日本版レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。
主な調査項目
- 1.2022年は良い年になる?
- 2.2022年の景気は良くなる?
- 3.あなたの人生は幸せ?
調査結果の要約
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1.2022年は良い年になる?
- ●2022年が2021年より良くなるかどうか質問した結果は、「良くなる」は45カ国・地域平均で38%、日本では35%。
- ●日本では、「変わらない」と答えた割合が37%で最も多いが、「良くなる」が35%と拮抗している。
- ●45カ国・地域平均では、「良くなる」と答えた割合が38%で最も多い。世界と比較すると、日本の回答は「悪くなる」が少なく、「変わらない」「わからない」が多くなっている。
- ●2022年が2021年より「良くなる」と「悪くなる」と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は45カ国・地域中16位。上位3カ国はインドネシア、アルバニア、アゼルバイジャンの順。一方、下位3か国は、トルコ、ブルガリア、アフガニスタン。
- ●日本の結果を時系列で比べてみると、2021年調査では、前回2020年調査と比較して「良くなる」が8ポイント増、「悪くなる」は10ポイント減となった。
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2.2022年の景気は良くなる?
- ●自国の2022年の景気が2021年より良くなるかどうか質問したところ、45カ国・地域平均では「景気は悪くなる」が41%で最も多い。日本では「景気が良くなる」と「変わらない」が共に31%で最も多い。
- ●2022年が2021年より「良くなる」と「悪くなる」と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は45カ国・地域中11位。上位3カ国はインドネシア、アゼルバイジャン、ナイジェリアの順。一方、下位3か国は、イギリス、イタリア、ブルガリア。
- ●日本の結果を時系列で比べてみると、2021年調査では、「景気は良くなる」は、前回2020年の結果と比較して15ポイント増。「景気は悪くなる」は前回より22ポイント減。
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3.あなたの人生は幸せ?
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- ●自分の人生が『幸せ』(「とても幸せ」と「幸せ」の計)と感じる人は、45カ国・地域平均では56%、日本では65%。
- ●日本では、『幸せ』と答えた割合は6割を超え、45カ国・地域平均よりも多い。また、『不幸せ』(「とても不幸せ」と「不幸せ」の計)と答えた割合は4%にとどまり、45カ国・地域平均と比較して少ない。
- ●自分の人生が『幸せ』と『不幸せ』と答えた割合の差の大きい順に並べてみると、日本は45か国・地域中11位。上位3か国はコロンビア、カザフスタン、アルバニア。一方、下位3か国・地域はガーナ、アフガニスタン、香港。
- ●日本の結果を時系列で比べてみると、幸せ感については、2021年の調査結果は前回2020年と変わりがない。
- ●コロナ禍が続くなか、日本では個人の幸福感は、引き続き維持されている模様。
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調査概要
調査方法
訪問面接・留置調査、電話調査、インターネット調査
調査対象
世界45カ国・地域
有効回収数
42,031人(サンプル)
調査期間
2021年9月~2022年1月
詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
エンド・オブ・イヤー サーベイ2021:2022年の見通し、景況感、幸福感 -45カ国・地域グローバル調査 2021_EOY_Japan_Report1_0302.pdf
株式会社日本リサーチセンター
担当:広報室
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