NRCレポート
コロナ流行後の冷凍食品の利用に関する自主調査
(2022年2月調査)公表日 2022年06月06日
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原 領治)は、
市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。
今回、コロナ流行後の冷凍食品の利用実態・意識、利用頻度変化、利用が増えた理由などを
把握することを目的として、自主調査を実施致しました。
本調査で利用した「NOS」(ノス:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)は、
全国15~79歳の方1,200名を対象に定期実施している乗り合い方式の訪問留置調査です。
アンケートモニターやWeb調査ではなく、広く一般生活者に依頼し、「全国の縮図」に
なるようにデータ収集しており、「リアル」な結果をご覧いただけます。
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<NOSの詳細>
NOSについてはこちらをご覧ください。
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・■調査項目
1)冷凍食品の利用頻度
2)コロナ後の利用頻度の変化
3)冷凍食品の利用シーン・コロナ後に増えたシーン
4)シーン別の利用している冷凍食品
5)冷凍食品の購入場所
6)コロナ後に冷凍食品の利用が増えた理由
7)冷凍食品に対するお考え
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■調査結果と考察
冷凍食品の利用実態、意識は、ライフステージ、性年代により傾向が異なることが分かりました。
※ライフステージ: 同居家族の有無、同居している子供の年齢、職業にて区分
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●小さな子供がいる女性
冷凍食品の利用頻度が高く、利用している冷凍食品や利用シーンが多い。
冷凍食品への満足度は最も高いが、安全性、栄養面に不安あり。
●同居者がいない男性
コンビニでの購入が過半数。おつまみや、夕食に調理済みの主食を購入。
栄養の偏りを感じつつ、利便性、安全性への評価が高い。
●若年男性
コンビニでの購入が高い。身近で買える点、リーズナブルな価格が決め手。
冷凍食品への満足度は高いが、栄養の偏りを気にしている。
●高齢の女性
生協などの宅配での購入が高い。
冷凍食品利用に対して「手抜きをしているみたいで後ろめたい」と感じている。
また、味への評価が低い傾向。
コロナ後に利用が増えた高齢の女性は、バラエティー、サイズ、味を評価しているため、
最近の冷凍食品を知る機会があれば、市場が拡大すると考えられる。
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「コロナ流行後の冷凍食品利用に関する調査」の詳細レポートを
ご覧になりたい方は、下記までお気軽にお問合せください。
・連絡先:nrc_mbd@nrc.co.jp
・担当:マーケティング事業開発部 永野
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【調査概要】
●調査方法
NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)
調査員による乗合形式個別訪問留置調査
●調査対象
全国の15~79歳の男女個人 1,200人
*エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付
●抽出方法
200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し個人を割当
(期間内に依頼できない場合はエリアサンプリングで補充)
●調査期間
2022年1月27日~2月9日
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・担当:マーケティング事業開発部 永野
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株式会社 日本リサーチセンター
担当:マーケティング事業開発部 永野