NRCレポート

W杯・WBCはどれくらいの人が
どのように観戦していたのか
今後のJリーグ・NPBの観戦意向に
どのくらい影響があったのか調べてみた

(2023年4月調査結果)
時事・トレンド

公表日 2023年05月08日

下馬評を覆しドイツ・スペインの強豪を撃破して快進撃を進めた「ドーハの歓喜」や「三苫の1mm」で話題になった2022年FIFAワールドカップカタール大会(W杯)。そして、大谷翔平選手の二刀流での活躍だけでなく、キューバ代表のデスパイネ選手、アルエバルエナ選手、メキシコ代表のセサルバルガス選手などの活躍もみれた2023年第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)。ともに世帯視聴率は40%を超えており、日本中が盛り上がったこの1年間。それぞれ「どれくらいの人がどのように観戦していたのか」、その観戦した人が「今後Jリーグ・NPBに新規で観戦意向があるのか」を調べ、2023年8月に開催されるバスケ日本代表(AKATSUKI JAPAN<あかつきジャパン>)の視聴により、どれくらいBリーグへ影響があるのかの参考に、日本リサーチセンターオムニバスサーベイ(NOS)を使って調査・比較してみました。



★主な調査内容★

      • ・国際大会(W杯・WBC)観戦方法
      • ・直近1年間の国内リーグ(Jリーグ・NPB)観戦方法
      • ・国内リーグ(Jリーグ・NPB)観戦意向
        • ※本レポートでは、「W杯」=2022年FIFAワールドカップカタール大会、「WBC」=2023年第5回ワールドベースボールクラシックを指します。


★調査結果★

国際大会(W杯・WBC)
/直近1年間の国内リーグ(Jリーグ・NPB)観戦状況

  • 国際大会、国内リーグ共に、いずれの年代でも、サッカーより野球の方が、観戦者が多かった。ただし、若年層でみると、観戦者の差は縮まっている傾向。

  • 観戦方法はサッカーも野球も、テレビでの観戦が圧倒的に多いが、若年層ではネット中継での観戦も多い。

国際大会.png 国内.png

今後の国内リーグ(Jリーグ・NPB)観戦意向

  • 今後の観戦意向者はJリーグが34.4%、NPBは48.0%。

  • 観戦意向者の内訳は、「国際大会も国内リーグも観戦している」ファン層が最も多いが、「直近1年間に国内リーグを観戦していないが、国際大会を観戦した」人が、「国内リーグも観戦したい」と回答した層が●●%おり、●●という人が多い。(結果はお問い合わせください)
意向.png


結果の詳細はこちらのレポートをご参照ください。
【W杯WBCに関する調査】日本リサーチセンター.pdf


★考察★

年代により、観戦方法に違いがあることがわかった

ターゲット選定の際には、テレビやスマホだけのデータだけでなく、横断的にデータをみることが大切である


ターゲット選定の際には、テレビやスマホだけのデータだけでなく、横断的にデータをみることが大切である

2023年夏には、バスケットボールの国際大会が沖縄で開催されることもあり今後、バスケットボールを益々盛り上げるためには、国際大会の視聴促進が大切である

めとめ.png


※この調査結果について、性別・年代別・エリア別データを無料でご提供することが可能です。NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。



日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ(NOS)とは

定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の全国調査です。

調査員が、ランダムに決められた地点で対象となるお宅を訪問し、1,200票を回収しています。

インターネットやパネルを使って簡単に調査ができる時代になりましたが、NOSでは50年にわたり、サンプリングにこだわって代表性と信頼性の高い安定したデータを収集しています。複数調査の乗り合い形式のため、単独で実施する場合に比べて費用が割安です。


調査概要

【調査方法】日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ(NOS)調査員による個別訪問留置調査

【調査対象】全国の15〜79歳男女個人 1,200人

【調査期間】2023年3月31日(金)~4月13日(木)

日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原 領治)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。 


《引⽤・転載時のお願い》
本レポートの外部への引用・転載の際は、下記連絡先にメールにて掲載のご連絡をお願い致します。
連絡先:日本リサーチセンター広報室(information@nrc.co.jp)
担当:営業企画本部営業企画部第3チーム 渕上
掲載では必ず当社クレジットを明記していただき、調査結果のグラフ・表をご利用の場合も、
データ部分に当社クレジットの掲載をお願い致します。
お問い合わせ窓口

株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部営業企画部第3チーム 渕上

お問い合わせ