NRCレポート

【NRCサステナ通信(2023年6月)】日本のジェンダーギャップはなくならない? 

メディア 時事・トレンド

公表日 2023年06月29日

こんにちは!「NRCサステナ通信」をお届けします。


私たち日本リサーチセンター(NRC)では、SDGs・ESGをテーマに自主調査を実施するとともに、お客様からのご依頼による調査・広報物制作に対応しています。

それらの取り組みから得た知見を「NRCサステナ通信」を通じてみなさまと共有し、「持続可能な社会」「社会に役立つビジネス」へのヒントになるような情報発信をしていきたいと思っています。


今回のテーマは、「ジェンダーギャップ・男女間の格差」です。

毎年、世界経済フォーラムという国際機関では、「ジェンダーギャップ指数」の各国の順位を発表していますが、昨年(2022年)の日本は世界146か国中116位、さらに今年(2023年)は125位と過去最低となってしまいました...。


私たちは、今年のジェンダーギャップ指数の結果発表に先立ち、4月に自主調査を実施しました。

その結果をみなさまに共有し、「今日からジェンダーギャップ解決に向けて取り組むきっかけ」となればと願っています。



<調査結果 一部ご紹介>

*詳細は下記PDFをご覧ください!

【NRCサステナ通信23年6月】日本のジェンダーギャップはなくならない?.pdf


日本の女性の精神的・身体的安全の解決・改善が急務。


下の図は、ジェンダーに関する課題項目を「①日本が世界と比べて遅れているもの」「②日本において解決すべき優先順位の高いもの」別に挙げてもらい、男女別に見てみたものです。
図の右上に入るものは、①②ともに、全体での平均回答率を上回るもので、「解決を急ぐべき項目」とみることができます。

ここに入っている項目は、女性の方が多く、男性は3つのみと、意識の大きな違いがみられます。


また、女性の回答傾向をみると、「家庭での役割分担」が特に高いことが特徴的です。そして、パワハラ・モラハラ、セクハラなど精神的・身体的安全、就労・賃金など経済格差に関するものが目立ち、基本的人権に関わる項目が多く含まれています。


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<NRC SDGs SHIFT PROGRAM>


当社ではSDGsの推進支援プログラムを展開しております。

みなさまの社内・組織内での推進に課題をお持ちでしたら、

ぜひ一度、下記お問い合わせ窓口までご相談ください!

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株式会社 日本リサーチセンター
担当:マーケティング事業開発部 井嶋(イジマ)

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