NRCレポート
【NRCサステナ通信(2023年7月)】あと2年!「大阪・関西万博」への次世代の関心は?
公表日 2023年07月06日
こんにちは!「NRCサステナ通信」をお届けします。
私たち日本リサーチセンター(NRC)では、SDGs・ESGをテーマに自主調査を実施するとともに、お客様からのご依頼による調査・広報物制作に対応しています。
それらの取り組みから得た知見を「NRCサステナ通信」を通じてみなさまと共有し、「持続可能な社会」「社会に役立つビジネス」へのヒントになるような情報発信をしていきたいと思っています。
今回のテーマは、「大阪・関西万博に関する若年層の意識」です。
2025年の開催まであと2年と迫った万博。「SDGs達成への貢献」を中心テーマの一つとしていますが、これからの未来を担う若い人たちは、万博に関心を持っているでしょうか?
私たちは、コロナ禍にあった2021年4月から毎年4月に自主調査(全国1,200人対象)を実施して、万博の認知状況・来訪意向などを追ってきました。
つい最近のニュースでは、海外パビリオンの建設申請が現時点でゼロという厳しい状況にあるようですが、若い人たちがワクワクして見に行きたくなる万博になることを祈りつつ、今回の調査データをご紹介したいと思います。
<調査結果 一部ご紹介>
*詳細は下記PDFをご覧ください!
【NRCサステナ通信23年7月】あと2年!「大阪・関西万博」への次世代の関心は?.pdf
15~29歳のSDGsへの関心を、万博への関心へとつなぐ
「SDGs達成への貢献」が万博の中心テーマの一つであることの認知率は、10代(15~19歳)は2割近くと高いですが、20代・30代は1割を下回っています。
「SDGs」の関心率は、2022年から2023年にかけて4割程度で上げ止まり、30代・40代・60代では低下していますが、10代(15~19歳)・20代は3割後半で推移し、関心が保たれている様子。20代に「万博の主要テーマがSDGs」であることが知られていないため、万博とSDGsの関連性を知ってもらうことが関心を高める一つの方法とも考えられそうです。
また、若年層が注目しているのは、最近ChatGPTなどが話題の「AI(人工知能)関連」。宇宙技術やエンタメ・スポーツ・アート関連も上位で、関心の集まる分野とSDGsを合わせた形で、未来を感じてもらえるような展示・イベントが期待されそうです。
<NRC SDGs SHIFT PROGRAM>
当社ではSDGsの推進支援プログラムを展開しております。
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株式会社 日本リサーチセンター
担当:マーケティング事業開発部 井嶋(イジマ)