NRCレポート

第10回 NRC全国キャラクター調査
【ご当地キャラクター】Part1:2023年結果

(2023年12月調査結果:認知率と好感率)
エンターテイメント ナレッジ・レポート

公表日 2024年01月19日

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     日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原 領治)は、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。

     また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。

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  • ※GIA (Gallup International Association)

     WIN (Worldwide Independent Network Of Market Research)

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  •  今回は、当社の自主企画として毎年実施しているNRC全国キャラクター調査の結果を2回に分けてご紹介します。

  •  Part1:2023年結果

  •  Part2:10年間の推移

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  •  本調査は、全国で1,200名を対象に訪問留置という手法で毎年実施し、「ご当地キャラクター」の認知と好感を調べているものです。2014年から開始し、2023年12月調査でちょうど10年目となりました。

     第10回となります今回レポートでは、全国ベースの比率と、そのキャラクターが所属するご当地エリアの比率を比較できるようにまとめてみました。

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  • 2023年の結果>

  • ❶認知

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  • 2023年調査で提示したキャラクターは、以下の32種です。

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  • ・全国ベース(全体)では、「くまモン」と「ふなっしー」の認知率が91%と最も高い結果でした。

    ・次いで、「ひこにゃん」69%、「せんとくん」65%、「ねば~る君」54%が5割を超えています。

    ・「ぐんまちゃん」43%と「チーバくん」42%も4割台と認知率が高いです。

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  • ・では、そのキャラクターのご当地エリアに限定して認知率を集計するとどうでしょうか?

    ・全国を「北海道・東北」、「関東・甲信」、「中部・北陸」、「近畿」、「中国・四国・九州」の5地域に分けて、各キャラクターの出身県が該当する地域の比率を、ご当地認知率としてみることにします。

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  • ・結果は、それぞれのご当地エリアで全国より認知率が高くなっているキャラクターが多いようです。

    ・「くまモン」と「ふなっしー」は全国で9割超と高い比率でしたので、1~3ポイントアップとあまり変わりませんが、「メロン熊」、「むすび丸」、「さのまる」、「ぐんまちゃん」、「ふっかちゃん」、「チーバくん」、「オカザえもん」、「ひこにゃん」は10ポイント以上と、全国に比べてご当地での認知率が大きく上がっています。

    ・一方で、ご当地エリアベースでみても、認知率が高くないキャラクターもあります。出身県だけに絞れていないため、地域まで拡大させた数字ではエリアが広すぎたのかもしれません。

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  • 【提示全32キャラ】 の認知率 (全国と各ご当地エリアベース)
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      Q1:次の「ご当地キャラクター」のうち、あなたがご存知のものはどれですか。  

        知っているものをすべてお知らせください。(いくつでも)  

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  • 1_認知_全体棒グラフ.PNG
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  • ・全国認知率の高い9キャラクターについて、2重円グラフで、全国とご当地での認知率を比較してみましょう。

    ・全国では20%~91%ですが、それぞれのご当地エリアに絞ると38%~93%と、いずれのキャラクターも認知率が増加しています。

    ・特に「チーバくん」は42%→65%、「ぐんまちゃん」は43%→63%と、ご当地エリアで20ポイント以上高くなっています。

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  • 【全国認知率が20%以上のキャラクター】 全国とご当地の比較

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  • 2_認知_円グラフ.PNG

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  • ❷好き

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    • 次に、好きと回答した人の比率をみてみましょう。

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  • ・全国ベース(全体)では、「くまモン」が38%で最も多く、次いで「ふなっしー」が23%、「ひこにゃん」が15%と続いています。それ以外のキャラクターは1割未満と好感率はあまり高くありません。

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  • ・では、ご当地エリアでみるとどうでしょうか?

    ・「ふなっしー」は23%→21%と高くはなっていませんが、「くまモン」は38%→45%へ、「ひこにゃん」は15%→30%とアップしています。

    ・また、「ぐんまちゃん」8%→15%、「ふっかちゃん」6%→13%、「チーバくん」7%→13%、「せんとくん」5%→10%であり、ご当地でみると好感率が1割を超えています。

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  • ・そのご当地エリアで認知率や好感率が高くなるキャラクターが多いようですが、ご当地キャラクターという名前の通り、全国レベルよりも地元エリア内で、親しまれ活躍している様子がうかがわれます。
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  • 【提示全32キャラ】 の好感率 (全国と各ご当地エリアベース)

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      Q2:そのうち、あなたがお好きなものはどれですか。(いくつでも)  

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  • 3_好感_全体棒グラフ.PNG
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    調査概要

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    調査方法

     NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)

     調査員による個別訪問留置調査

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  • 調査対象 

     全国の15〜79歳男女個人 1,200人

     ・エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付

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  • 調査期間  

     第10回:2023年11月30日~12月13日

      ・2014年~2019年は10月、2020年は11月、2021年以降は12月に実施

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  • ※本調査は、NOS(日本リサーチセンターオムニバス調査)を利用しています。

     アンケート登録パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは50年以上にわたって、「調査員を使った訪問留置」、「パネルモニターではない毎回抽出方式」で調査を継続しております。

     日本全国の15~79才男女個人1,200人について、地域・都市規模と性年代を日本の人口構成に合うように回収していますので、全体比率は、地域や年代等の偏りがない結果としてご覧になることができます。 

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    ※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。

    ・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円

    ・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

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