NRCレポート

【NRC デイリー・トラッキング調査】
<令和6年能登半島地震による被災者支援について 第2回調査>

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公表日 2024年02月15日

  • 日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原 領治)は、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。

  • また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。

     

  • ※GIA(Gallup International Association)
  •  WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)

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  • ・2024年1月1日に石川県能登半島を震源とする大規模な地震が発生し、日本全国が大きな悲しみに包まれた年明けとなりました。

  •  犠牲となられた方々には謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様には心からお見舞い申し上げます。 

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  • ・今回は、地震の被災者支援に関して第2回調査結果(※)をご紹介します。第1回は2024年1月10日~17日、第2回は1月24日~31日に実施しました。地震から約4週間後の第2回調査では、被災者への支援意識の変化に注目してみたいと思います。

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      • ※NRCデイリー・トラッキング調査を利用して実施

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  • 被災者や被災地域、今、支援を行いたいこと

     

  • ・「あなたは、能登半島地震で被災された方々や地域に対して、今現在、具体的にどのような支援を行いたいですか?(いくつでも)と質問した結果です。

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  • <全体>
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  • ●全国20~69才の全体結果について前回と今回の動きをみてみましょう。

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  • ●最も多かった「被災者への義援金の寄付」は前回26%→今回29%となり、3ポイント増加しました。また「被災地域の地場産品を購入する」10%→16%、「落ち着いたら、被災地域へ旅行に行く」9%→16%で、5ポイント以上も増えました。

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  • ●一方、「被災した地方公共団体への寄付」は11%→12%、「NPOなどの支援団体への寄付」は9%→9%とほぼ同じで変化はありません。なお「災害ボランティア活動に参加する」は2%→3%と低いままでした。
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  • ●地震から4週間が経過して、支援の中心が「寄付」であることは変わりませんが、「地場産品の購入」や「被災地域への旅行」なども増えてきており、支援内容が多様化しつつあるようです。
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  • ●そして「今は特に何もしない/できない」との回答は54%→47%と減少し、いずれかの支援を行いたいという人が全国で46%→53%と7ポイント増加して5割を超えました。

 

 

    • Q:あなたは、能登半島地震で被災された方々や地域に対して、今現在具体的にどのような支援を行いたいですか?(いくつでも

       

       

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  • <属性別>

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  • ●属性別の結果をみてみましょう。
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  • ●「被災者への義援金の寄付」は60代で14ポイント増えて4割を超えました。
    また、「被災地域の地場産品を購入する」と「落ち着いたら、被災地域へ旅行に行く」も、60代では10ポイント以上の増加で2割超となりました。
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    • ●前回調査では年代差は大きくなかったのですが、2回目の今回結果でみると、60代は「今は特に何もしない/できない」が33%となり、支援意向が67%と最も高くなっているのが目立ちます。
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    • ●エリア別では、「今は特に何もしない/できない」との回答率が北海道・東北、近畿、中国・四国・九州で10ポイント以上減少して5割以下になっています(44%、50%、43%)。すなわち被災地域への支援意識が第1回より増加して、どの地域も約5割以上となりました。
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  • 寄付の意向

     

  • ・「現在、能登半島地震を受けて、自治体や公的な団体などが、被災者への義援金や被災地で活動する団体への支援金などの寄付を受け付けていますが、あなたは寄付を行いますか?(1つだけ)」と質問した結果です。

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  • <全体>
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  • ●全国20~69才全体でみると、「すでに寄付を行った」は前回13%→今回21%と7ポイント増加しています。
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  • ●一方、「これから寄付をしたい/する予定である」は減少しており、両者を合わせた寄付の意向率計は50%→53%と3ポイント増えて、5割を超えました。

       

       

      • Q:現在、能登半島地震を受けて、自治体や公的な団体などが、被災者への義援金や被災地で活動する団体への支援金などの寄付を受け付けていますが、あなたは寄付を行いますか?(1つだけ

         

         

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  • <属性別>
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    • ●男女別では、「すでに寄付を行った」は女性が10ポイント増加して23%と2割を超えました。男性より女性の方が寄付行動が高いようです。
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    • ●年代別で寄付の実行率をみると、30代以下はほとんど動きはありませんが、40代以上では「すでに寄付を行った」が増えています。特に60代では、前回8%→今回30%と22ポイントも増加しました。地震から約2週間後の前回調査では60代の寄付率が最も低く、若年層で動きが早かったのですが、4週間経過した時点でみると、高齢層の寄付率が上がってきて若年層を大きく上回りました。
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        • ●エリア別では、「すでに寄付を行った」は中部・北陸で11ポイント増加して24%となり、エリアで最も高くなりました。

          

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    • NRCデイリー・トラッキング調査の概要

    • 調査目的:
    •  人々の行動と感情について、日々の推移をトラッキングする
    • 調査方法:
    •  web調査
    • 調査対象者:
    •  NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女 毎日約150人回収(平均)
    •  ・日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
    • 調査期間:
    •  2022年5月17日からデイリーでトラッキング調査を実施中
    •  今回の質問は、
    •  第1回:2024110日(水)~117日(水)
    •  第2回:2024年1月24日(水)~1月31日(水) で調査
    • 今回の調査項目:
    •  Q1 能登半島地震で被災された方々や地域に対して、今現在、具体的に行いたい支援内容(複数回答) 
    •  Q2 被災者への義援金や被災地で活動する団体への支援金などの寄付の意向(単数回答) 
    • 調査機関:
    •  日本リサーチセンター(NRC)
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    株式会社 日本リサーチセンター
    担当:広報室

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