NRCレポート
【NRC デイリー・トラッキング調査】
新サービス、新商品の利用経験
Part2「ChatGPT」「Threads」等
公表日 2024年04月08日
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日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原 領治)は、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
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また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。
- ※GIA(Gallup International Association)
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WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)
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今回ご紹介するのは「NRC デイリー・トラッキング調査」で、2023年3月から定期的に調査している新商品・新サービス利用経験の結果です。
「ChatGPT」は、2023年3月から2024年3月までの利用経験率の推移をみてみましょう。
また、昨年7月にサービス開始の「Threads」と今年2月から一般利用に移行した「Bluesky」の利用率についてもご紹介します。
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利用経験
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<20~69才全体 時系列>
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・「ChatGPT」は2023年3月(3%)から徐々に利用経験率が上がって、2024年3月は12%でした。
・「Pinterest」は「ChatGPT」と比べると上昇率が高くないですが、7%(2023年3月)から10%(2024年3月)まで上がりました。
・2023年7月からサービス開始された「Threads」は、2023年9月では3%、2024年3月でも5%とまだ浸透は低いようです。
Q. 次の中で、あなたが利用したことがあるものをすべてお知らせください。(いくつでも)
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「ChatGPT」 利用経験
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<年代別 時系列>
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・「ChatGPT」を年代別にみると、2024年3月の利用率が一番高いのは20代(23%)で、他の年代に比べて約2倍以上多いです。
・2023年3月から2024年3月の1年間の動きでは、全年代で「ChatGPT」の利用率が上がっています。
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「Threads」と「Bluesky」 利用経験
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<2024年3月調査>
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・全年代で、 「Bluesky」 より「Threads」が高くなっていますが、両方とも利用経験率はまだ低いです。
・年代別にみると、両方とも20代の利用率が一番高く、年代が上がるほど下がり、60代が一番低くなっています。
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調査の概要
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<NRCデイリー・トラッキング調査>
- 調査目的:人々の行動と感情について、日々の推移をトラッキングする
- 調査方法:web調査
- 調査対象者:NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女 毎日(平均)約150人回収
- ・日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
- 調査期間:2022年5月17日からデイリーでトラッキング調査を実施中
- 調査機関:日本リサーチセンター(NRC)
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- <今回の調査内容>
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調査時期とサンプル数
2023年3月調査:2023年3月1日~8日 1041人
6月調査:2023年6月7日~14日 1152人
9月調査:2023年9月6日~13日 1193人
12月調査:2023年12月6日~13日 1055人
2024年3月調査:2024年3月6日~13日 998人
質問内容
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あなたが利用する商品やサービスについて
問1:次の中で、あなたが利用したことがあるものをすべてお知らせください。(いくつでも)
「ChatGPTなどの生成AI」、「Discord」、「Pinterest」など14のカテゴリを提示
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室