NRCレポート
第11回 NRC全国キャラクター調査
Part1:ご当地・企業・イベントキャラクター
②時系列
公表日 2024年10月15日
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日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原領治)は、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。
また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。
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※GIA (Gallup International Association)
WIN (Worldwide Independent Network of Market Research)
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当社自主企画の「NRC全国キャラクター調査」は2014年から毎年実施している時系列調査です。第11回となる今回は、2024年7月に合計61種のキャラクターを4グループに分けて認知率と好感率を調べました。
- (キャラクターはすべて名前のみで、イラストや写真は提示しておりません)
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<本調査の特長は>
・日本全国15~79才と幅広い年代層を対象にしたキャラクター調査
・webパネルでなく、一般生活者からサンプリングした訪問留置調査
・2014年から開始して2024年は11回目となる時系列調査
です。
日本人のキャラクター浸透度を把握するデータとしてご活用いただければ幸いです。
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<時系列:ご当地キャラクター>
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認知率
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・ご当地キャラクターについては、2014年から2024年までの時系列データを折れ線グラフでみていきましょう。
・「くまモン」と「ふなっしー」の認知率はこの10年間は9割前後で推移しており、高い水準を維持しています。
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・「せんとくん」は64~76%、「ひこにゃん」は62~75%で、年によって差があるものの6割台から7割台の推移です。どちらも2024年は前年より増加し、認知率が7割半ばまで上がりました。
・「ぐんまちゃん」は2014年は20%の認知率でしたが、2015年からは3割台、2020年以降は4割台となり、今回2024年では5割近くまで増加しました。
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・「メロン熊」はずっと3割前後で推移していましたが、2024年は26%とやや減少傾向です。
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- ・「ふっかちゃん」は2014年:7%→2024年:24%、「みきゃん」は2014年:3%→2024年:21%と、どちらもこの10年間で認知率が上昇しました。
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好感率
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・次に、ご当地キャラクターの好感率の時系列推移です。
・「くまモン」は2020年、2021年に4割台まで好感率が上昇しましたが、今回2024年では32%に減少し、2014年(31%)の水準に戻っています。
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・「ふなっしー」は2014年は38%で「くまモン」を上回っていましたが、年々減少し、2024年では22%でした。
・「ひこにゃん」は2022年に2割近くまで上がりましたが、2023年は15%、2024年は14%と減少傾向です。
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- ・「せんとくん」は2014年:5%→2024年:6%で、この11年間はほとんど変化がありません。
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- ・「みきゃん」は1~7%、「ぐんまちゃん」は3~10%、「ふっかちゃん」は2~6%、 「メロン熊」は2~5%で推移しており、いずれも1割以下です。
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<時系列:企業・イベントキャラクター>
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認知率
・企業・イベントキャラクターについては、過去データとの2期比較をみていきます。
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- ・「ガチャピン&ムック」は2018年:72%→2024年:84%と10ポイント以上増加し、「チコちゃん」は2018年:40%→2024年:78%と認知率が約2倍になりました。
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・「アフラックダック」は2015年:56%→2024年72%と16ポイント増、「お買いものパンダ」は2018年41%→2024年:48%と7ポイント増えています。
・一方、「ペコちゃん、ポコちゃん」と「ヤン坊マー坊」は2015年当時の認知率が8割台と高かったこともあり、2024年ではあまり動きがみられませんでした。
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・EXPO2025公式キャラクター「ミャクミャク」は2022年:21%→2024年:45%と、この2年間で2倍になりましたが、それでも5割にとどいていません。
・2024年パリオリンピック・パラリンピックのマスコット「フリージュ」もこの2年間で増加しましたが、開会直前の2024年7月調査時点でも11%とそれほど高くありません。
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好感率
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・好感率の過去比較については、以下のキャラクターではいずれも大きな変化はありませんでした。認知率が増加しても好感率には変化がみられなかったようです。
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調査概要
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調査方法
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NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)
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調査員による個別訪問留置調査
- 調査対象
- 全国の15〜79才男女個人 1,200人
- ・エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付
- 調査期間
- 第11回:2024年7月14日~27日
- ・2014年~2019年は10月、2020年は11月、2021年~2023年は12月に実施
- 質問内容
- 提示したキャラクターのうち、知っているものと好きなもの(複数回答)
- ・キャラクターは名前のみで画像提示はなし
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※本調査は、NOS(日本リサーチセンターオムニバス調査)を利用しています。
アンケート登録パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは50年以上にわたって「調査員を使った訪問留置」「パネルモニターではない毎回抽出方式」で調査を継続しております。
日本全国の15~79才男女個人1,200人について、地域・都市規模と性年代を日本の人口構成に合うように回収していますので、全体比率は地域や年代等の偏りがない結果としてご覧になることができます。
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株式会社 日本リサーチセンター
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