NRCレポート
アンケートで日本の未来は占えるか⁉ 「2023 近未来予想リサーチ」調査結果の発表第5弾:先に交代するのは岸田首相?それともプーチン大統領?年初に実施した両国トップの動静予想を振り返る
公表日 2023年12月25日
■「近未来予想リサーチ」結果レポート第5弾は日本とロシア両国トップの動静の予想
今年の年初に実施した「|NRC|近未来予想リサーチ ~2023年これから起きる10の出来事を予想してみよう!~」の結果の第5弾を紹介いたします。本アンケートは、1月19日(木)~2月9日(木)の回答期間中、合計16,374名のサイバーパネル会員の方にご参加いただきました。
調査結果報告の第5弾は日本(岸田首相)とロシア(プーチン大統領)両国のトップの動静の予想結果をご紹介します。
レポート第4弾:⇒プロ野球日本シリーズの優勝チーム(所属リーグ)を予想する! レポートページはこちら
未来予想その5:交代するのは岸田首相かプーチン大統領か?年初実施の両国トップの動静予想。
Q.年末時点(12/31)の日本の内閣総理大臣は現在の岸田文雄首相が続けていると思いますか。
Q.昨年2月以来ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いていますが、年末時点(12/31)のロシアの大統領は現在のプーチン大統領が続けていると思いますか。
日本の岸田首相とロシアのプーチン大統領が、今年の年末時点においてそれぞれの国のトップ首脳の座に就いているかを、サイバーパネル会員の方々に「近未来予想リサーチ」の中で予想していただいたのは今年の1月中旬から2月上旬にかけてです。
最近の岸田内閣を取り巻く政治状勢は、自民党派閥の政治資金パーティをめぐる裏金疑惑を受けて、安倍派の四人の閣僚を交代させるなど強い逆風に晒されていますが、12月第3週の週末に国内大手四紙(読売、朝日、毎日、日経)各社の行った全国世論調査において、岸田内閣の支持率は同内閣発足後最低レベル(読売のみ11月調査から横這い、他3紙は内閣発足以来最低支持率を更新)となっています。
今年初頭に行った、近未来予想リサーチの結果をみてみると、性別、年代別いずれの属性においても「(年末時点では)岸田首相は退任し、別人が首相に就任」という回答が過半数(5割台)を占めており、男女や年代による差はほとんど見られません。ちなみに、一昨年2022年の1月に同じ質問をした際には、凡そ8割の方が同年の年末時点で岸田内閣が継続していると予想をしており、昨今の国内政治状況など知る由もない今年の年明け時点においても過半数の方が既に岸田政権運営の危うさを予想していたことになります。
年末時点の日本の内閣総理大臣は現在の岸田文雄首相が続けていると思いますか。(2023年1月調査)
年末時点の日本の内閣総理大臣は現在の岸田文雄首相が続けていると思いますか。(2022年1月調査)
一方、今年初頭に行った「年末時点のロシアの大統領は現在のプーチン大統領が続けていると思いますか」という問いに対する当時の回答結果は、性別、年代別で見た全ての属性においてプーチン大統領の継続を予想する回答が岸田首相のそれを上回っていました(5~6割がプーチン大統領継続を予想)。
今年の年初と言えば、昨年2月以来のロシアによるウクライナへの軍事侵攻が継続する最中であり、当時も決してロシアが優勢とは言い難い戦況でしたが、年初の近未来予想リサーチにおいて、戦時下のプーチン大統領よりも自国の岸田首相の将来を危ぶむ予想結果が出ていた事に少なからぬ驚きを感じてしまいます。
来年の初頭に実施予定の「近未来予想リサーチ2024」においても、この両国政治家トップの行く末についてサイバーパネル会員の皆様にアンケートで予想をしていただく想定ですが、果たして岸田首相の退任予想はどこまで高まるのでしょうか?(はたまたアンケート実施を待たずに首相辞任に追いやられてしまうのか...)
まだサイバーパネルに未登録の方は、是非この機会にモニター登録の上、来年年明け実施の近未来予想リサーチにご参加いただければ幸いです。
年末時点のロシアの大統領は現在のプーチン大統領が続けていると思いますか(2023年1月調査)
■アンケートで未来予想は可能か?
~アンケートの新たな可能性、近未来予想リサーチの楽しみ方~
昨年に引き続き今年の"近未来予想リサーチ"においても、1万6千人を超えるサイバーパネル会員の方々に10の出来事の予想をアンケート形式で回答していただきました。
回答者の皆さまには予想を楽しみながらも真剣に参加していただく為に、全問正解された方には10万ポイント分の謝礼進呈することをお約束しました(※全問正解者が複数人の場合は10万ポイントを「山分け」進呈、全問正解者不在の場合は最多正解者で「山分け」進呈するルール)。
近未来予想リサーチの結果はサイバーパネル会員の皆さまの集合知と言えるものかもしれません(実際に、WBCと女子サッカーWCでは予想の多数派と結果が一致しました!)。
(※本アンケート参加者の構成比は、女性より男性が多く、年代では50代以上が半数以上を占めています。
その結果、男女別での予想結果(比率)についても50代以上の中高年層の意見が多く反映されています。)
■2022近未来予想リサーチの結果まとめ
今年の年始に2022近未来予想リサーチの「結果の答え合わせ」と、全問正解者数を発表しておりますので、こちらも合わせてお楽しみください。
■サイバーパネル会員へのエントリー
当社では今後もアンケート調査の新たな可能性を探るべく、近未来予想リサーチのような自主調査を積極的に行ってまいります。サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、是非この機会にモニター登録をお願いします。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査対象
サイバーパネル会員(全国の15才以上男女)
回答数
16,374名
調査時期
2023年1月19日(木)~2月9日(木)
"未来予想"結果の答え合わせ
2024年1月初旬に出来事の結果と照らして最多正解者を確定します。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせメール information@nrc.co.jp