NRCレポート
公営競技・ギャンブルの
購入状況、今後の観戦・購入意向などについて
~公営競技・ギャンブル市場全体~
公表日 2022年06月15日
コロナ禍で売上が好調と言われ、スポーツベッティングの解禁も議論されている、公営競技・ギャンブルについて、それぞれ、日本リサーチセンターでは、インターネット調査を使い、「地方競馬」「ボートレース(競艇)」「オートレース」「競輪」「パチンコ・スロット」「公営競技・ギャンブル全体」の購入状況、今後の観戦・購入意向などを調べました!
最終日は、【公営競技・ギャンブル市場全体】についてです。
★主な調査内容★
- ・公営競技・ギャンブル市場の現状
- ・公営競技・ギャンブル市場の今後
- ※本レポートでは、「公営競技・ギャンブル市場」=中央競馬(JRA)、地方競馬、ボートレース(競艇)、オートレース、競輪、パチンコ・スロットを指します。
★主な調査結果★
購入・遊技経験
- 公営競技・ギャンブル全体の、購入・遊技経験者は、回答者全体の44.1%。
- 2022年の公営競技・ギャンブル全体の購入・遊技状況は、全体で20.0%。直近4年間では、年々増加傾向にある。
- すべての公営競技・ギャンブルで2022年の経験者の割合が最も高く、コロナ前の2019年に比べて、いずれも経験者は増加傾向。
購入・遊技状況(競技間)
- 地方競馬、ボートレース、オートレース、競輪の購入経験者のほとんどの人が、複数の公営競技・ギャンブルの購入・遊技経験がある。
- 各公営競技・ギャンブル購入・遊技経験者について、他の公営競技・ギャンブルの購入・遊技経験をみると、地方競馬、ボートレース、オートレース、競輪購入経験者の7~9割は「パチンコ・スロット」遊技経験がある。
- オートレース購入経験者は、他の公営競技・ギャンブルのそれぞれを購入・遊技している傾向が高い。
今後の購入・遊技意向
- 公営競技・ギャンブル全体の今後の購入・遊技意向を全体でみると、「購入・遊技意向あり」は30.4%。
- 公営競技・ギャンブル別でみると、「地方競馬」(16.3%)が最も高い。次いで、「パチンコ・スロット」(15.5%)、「ボートレース」(11.1%)が続く。
今後の観戦・購入・遊技意向(競技間)
- 各公営競技・ギャンブル経験者について、今後の観戦・購入・遊技意向をみると、
- 各公営競技購入者の7~8割はその競技の継続意向があるが、パチンコ・スロットは41.7%と低い。(図表青枠)
- オートレース購入経験者は他に比べて、他の公営競技・ギャンブルへの観戦・購入・遊技意向が高い。(図表赤枠)
- これまでに公営競技・ギャンブルの購入・遊技経験がなかった人の、今後の観戦・購入・遊技意向は、「地方競馬」(6.1%)が最も高い。
- 施策の認知状況
については、下記PDFファイルをご参照ください。
★調査まとめ★
★調査結果★
「施策の認知状況」の結果および調査の詳細については、下記PDFファイルをご参照ください。
⑥【公営競技・ギャンブル市場についての自主調査結果】日本リサーチセンター.pdf
調査概要
【調査方法】WEB調査
【調査対象】日本全国の20~69歳男女
【調査期間】2022年5月6日(金)~ 5月16日(月)
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。他にも、当社では、【公営競技の利用者実態調査】【公営競技やレジャー施設の来場者調査】などの実績がございます。実施・検討される方は、ご相談いただければ幸いです。
公営競技・ギャンブル別の結果はこちら
株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部営業企画部第3チーム 渕上