NRCレポート
アンケートで日本の未来は占えるか⁉ 「2023 近未来予想リサーチ」調査結果の発表第6弾:今年は恒例ならざるところがある毎年恒例のイベント... NHK紅白歌合戦の勝者を予想する
公表日 2023年12月27日
■「近未来予想リサーチ」結果レポート第6弾はNHK紅白歌合戦の勝ち組予想
今年の年初に実施した「|NRC|近未来予想リサーチ ~2023年これから起きる10の出来事を予想してみよう!~」の結果の第6弾、紅白歌合戦の勝者予想の結果を今年最後のレポートとしてご紹介します。
本アンケートは、1月19日(木)~2月9日(木)の回答期間中、合計16,374名のサイバーパネル会員の方にご参加いただきました。
レポート第5弾「日本とロシア両国トップの動静の予想」についての予想結果⇒ レポートページはこちら
未来予想その6:紅白歌合戦の勝ち組予想(もしくは「男女で競う」ルールへの疑問)
Q.今年のNHK紅白歌合戦で勝つのはどちらの組だと思いますか。
NHK紅白歌合戦は長らく年末の恒例行事の代表格のようなイベントでしたが、今年は白組に数多くのタレントやグループを出場させてきた旧ジャニーズ事務所の創業者故ジャニー喜多川氏による性加害問題が発覚した為、同事務所の所属タレントが誰一人出場しないという異例の事態となっています。
今回ご紹介する今年の紅白歌合戦の勝ち組予想は、そのような事態になる事など、誰も予想だにしない今年の1月下旬から2月上旬のアンケートの結果ですが、性別、年代別の全ての属性で白組の勝利予想が最も多くなっています。(恐らくですが)白組勝利の予想は、「旧ジャニーズタレントが多く出場する白組」を前提にされた方が多いと推測され、このアンケートの実施があと2カ月程度遅いタイミングだったらどうなっていたかと考えると、非常に興味深い結果ではないでしょうか。
今年のNHK紅白歌合戦で勝つのはどちらの組だと思いますか(2023年1月調査)
一方、2022年1月に同じ予想をアンケートで伺った際には、性別に関わらず最も多かったのは「紅白で競わない形式」という回答でした。年代別で見た場合、この回答は50代以上に多い傾向があり、性差を当たり前の前提として育ってきた中高齢世代で、紅白(男女)で競わない形式になると予想される方が多いという興味深い傾向がみられました。
2023年の調査にもこの「紅白で競わない」という選択肢は用意してあったのですが、性別、年代別のいずれの属性においても、この「紅白で競わない」という予想の回答は、2023年では2022年の比率を5~10%下回る結果となっており、今年は若干ながら男女対抗という伝統とも言える形式への回帰があったのかもしれません。
間もなく今年の大晦日を迎えますが、今回の旧ジャニーズタレント抜きの紅白歌合戦はどちらのチームに勝利をもたらすのでしょうか?31日の夜は、この「恒例ならざる紅白」の行方に注目したいと思います。
今年のNHK紅白歌合戦で勝つのはどちらの組だと思いますか(2022年1月調査)
■アンケートで未来予想は可能か?
~アンケートの新たな可能性、近未来予想リサーチの楽しみ方~
昨年に引き続き今年の"近未来予想リサーチ"においても、1万6千人を超えるサイバーパネル会員の方々に10の出来事の予想をアンケート形式で回答していただきました。
回答者の皆さまには予想を楽しみながらも真剣に参加していただく為に、全問正解された方には10万ポイント分の謝礼進呈することをお約束しました(※全問正解者が複数人の場合は10万ポイントを「山分け」進呈、全問正解者不在の場合は最多正解者で「山分け」進呈するルール)。
近未来予想リサーチの結果はサイバーパネル会員の皆さまの集合知と言えるものかもしれません(実際に、WBCと女子サッカーWCでは予想の多数派と結果が一致しました!)。
(※本アンケート参加者の構成比は、女性より男性が多く、年代では50代以上が半数以上を占めています。
その結果、男女別での予想結果(比率)についても50代以上の中高年層の意見が多く反映されています。)
■2022近未来予想リサーチの結果まとめ
今年の年始に2022近未来予想リサーチの「結果の答え合わせ」と、全問正解者数を発表しておりますので、こちらも合わせてお楽しみください。
■サイバーパネル会員へのエントリー
当社では今後もアンケート調査の新たな可能性を探るべく、近未来予想リサーチのような自主調査を積極的に行ってまいります。サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、是非この機会にモニター登録をお願いします。
調査概要
調査方法
インターネット調査
調査対象
サイバーパネル会員(全国の15才以上男女)
回答数
16,374名
調査時期
2023年1月19日(木)~2月9日(木)
"未来予想"結果の答え合わせ
2024年1月初旬に出来事の結果と照らして最多正解者を確定します。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:広報室
お問い合わせメール information@nrc.co.jp