NRCレポート

公営競技と参加状況

エンターテイメント

公表日 2024年05月27日

みなさん、公営競技といえば、どういう印象ですか? ギャンブル、借金、怖いなどマイナスなイメージを持っている方もいると思います。 

でも、実はJRA、地方競馬、ボートレース、競輪、オートレースなどの公営競技の売上の一部は
被災地支援や社会福祉、畜産・技術振興、教育・文化支援、介助犬育成支援など、
様々な社会貢献活動に活用されており、みなさんの身近なところで役立っているかもしれません。

そんな公営競技について、日本リサーチセンターでは、インターネット調査を使い
 ①現状の把握(参加状況や非参加理由、イメージが悪い理由、参加意向)
 ②今後の参加可能性(推し活の側面から)
 ③今後の参加可能性(カメラ女子・男子の側面から)
 ④社会貢献活動に関する認知・関心
 ⑤引退競走馬に関する認知・関心
を把握することを目的に調査を行ない、5つのレポートにまとめました。

    今回のレポートでは、

    ①現状の把握(参加状況や非参加理由、イメージが悪い理由、参加意向)

    について、まとめております。

★主な調査内容★(詳細はPDFをご参照ください)

    • ・購入状況 
    • ・非参加理由
    • ・イメージが悪い理由
    • ・今後の購入意向

★主な調査結果★

公営競技の購入状況

  • 直近1年間の購入状況は、全体で「JRA」(19.0%)が最も高く、約5人に1人が購入。
  • 5競技いずれかを購入しているのは21.4%。
  • 各競技者で他競技の購入状況をみると、各競技購入者の9割前後がJRAも購入している。

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公営競技の非参加理由

  • 直近1年間にいずれの公営競技も購入していない・競技場にも行っていない人に、非参加理由を聞いたところ、
  • 「経済的・時間的余裕がないから」(28.6%)が最も高かった。次いで、「イメージが悪い」(17.0%)、「予想が難しそうだから」(15.1%)が続く。
    • 「イメージが悪いから」と回答した人に、具体的にどういったところがイメージが悪いか聞いたところ、「ギャンブル・賭け事だから」(50.8%)が高い。次いで、「治安・ガラが悪いから」(25.4%)、「おじさんが多いから」(14.3%)が続く。

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    公営競技の購入意向

    • 今後の購入意向は、全体で「JRA」(25.8%)が最も高く、約4人に1人が購入意向あり。
    • 5競技いずれかでも購入意向があるのは28.8%。
    • 直近1年間の購入者でみると、各競技者購入者の、今後の継続購入意向は、「JRA」と「地方競馬」は約9割、その他の競技は約8割が今後も購入意向あり。

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★結果を受けた個人的な感想★

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調査レポートはこちら

2024年自主調査結果_①公営競技と購入状況.pdf



調査概要

【調査方法】WEB調査

【調査対象】日本全国20~49歳男女

【調査期間】2024年5月9日(木)~ 5月14日(火)

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株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。他にも、当社では、【公営競技の利用者実態調査】【公営競技やレジャー施設の来場者調査】などの実績がございます。実施・検討される方は、ご相談いただければ幸いです。



そのほかの公営競技に関する調査結果はこちら


【ボートレース(競艇)の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【オートレースの購入状況、今後の観戦・購入意向】
【競輪の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【地方競馬の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【パチンコ・スロット】
【公営競技・ギャンブル市場全体】
【埼玉県内の公営競技場の利用状況・利用意向】
【公営競技と参加状況】
【公営競技と推し活】
【公営競技とカメラ女子・男子】
【公営競技と社会貢献活動】
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