NRCレポート

公営競技と推し活

エンターテイメント

公表日 2024年05月28日

みなさん、公営競技といえば、どういう印象ですか? ギャンブル、借金、怖いなどマイナスなイメージを持っている方もいると思います。 

でも、実はJRA、地方競馬、ボートレース、競輪、オートレースなどの公営競技の売上の一部は
被災地支援や社会福祉、畜産・技術振興、教育・文化支援、介助犬育成支援など、
様々な社会貢献活動に活用されており、みなさんの身近なところで役立っているかもしれません。

そんな公営競技について、日本リサーチセンターでは、インターネット調査を使い
 ①現状の把握(参加状況や非参加理由、イメージが悪い理由、参加意向)
 ②今後の参加可能性(推し活の側面から)
 ③今後の参加可能性(カメラ女子・男子の側面から)
 ④社会貢献活動に関する認知・関心
 ⑤引退競走馬に関する認知・関心
を把握することを目的に調査を行ない、5つのレポートにまとめました。

    今回のレポートでは、

    ②今後の参加可能性(推し活の側面から)

    について、まとめております。

★主な調査内容★(詳細はPDFをご参照ください)

    • ・推しているもの
    • ・購入状況
    • ・今後の購入意向
    • ・レース命名権の利用意向
    • ・競馬場に行ってみたいと思う施策

★主な調査結果★

推しているもの

  • 全体の50.0%が、いずれか推しているものがあると回答。
  • 推しているものは、全体で「アイドル・歌手・ミュージシャン」(24.4%)が最も高い。次いで、「ゲーム・アニメ・マンガキャラクター」 (20.8%)が続く。
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推し活で行なったことがあるもの・今後行ないたいこと

  • 推し活ありの人に、推し活で行なったことがあるものについて聞いたところ、
  • 全体で、「グッズ購入」(60.4%)が最も高い。次いで「イベント・ライブの参加」(42.4%)、「ファンクラブ入会」(37.2%)が続く。
  • 今後行ないたいことは、全体で「グッズ購入」(59.6%)が最も高く、次いで「イベント・ライブ」(47.2%)、「コラボグッズの購入」(35.2%)が続く。
  • 行なったことと比べて、「聖地巡礼(ロケ地巡り)」(24.8%)が高い。
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    【推し活有無別】公営競技の購入状況・購入意向

    • 推し活ありの人は、直近1年間の各競技の購入状況、今後の購入意向ともに、いずれの競技も、全体と比べて高い。
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    【レース命名権・競馬場に行ってみたいと思う施策

    • 公営競技のレース命名権について、「非常に利用してみたい」または「利用してみたい」と回答した、
    • 利用意向は、全体で19.8%。推し活ありの人でみると、利用意向は35.2%で全体と比べて高い。
    • 競馬場に行ってみたいと思う施策は、全体で「限定グルメを食べることができる」、「引退馬とのふれあいイベントがある」、「最寄り駅から馬車に乗って競馬場に行くことができる」、「馬と競走できるイベントがある」、「競馬場で推しとのコラボイベント・グッズがある」の順で高い。これらは、推し活ありの人は、全体と比べて特に高い。
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★結果を受けた個人的な感想★

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調査レポートはこちら

2024年自主調査結果_②公営競技と推し活.pdf



調査概要

【調査方法】WEB調査

【調査対象】日本全国20~49歳男女

【調査期間】2024年5月9日(木)~ 5月14日(火)

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株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。他にも、当社では、【公営競技の利用者実態調査】【公営競技やレジャー施設の来場者調査】などの実績がございます。実施・検討される方は、ご相談いただければ幸いです。



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【ボートレース(競艇)の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【オートレースの購入状況、今後の観戦・購入意向】
【競輪の購入状況、今後の観戦・購入意向】
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