NRCレポート
公営競技と引退競走馬
公表日 2024年05月31日
みなさん、公営競技といえば、どういう印象ですか? ギャンブル、借金、怖いなどマイナスなイメージを持っている方もいると思います。
でも、実はJRA、地方競馬、ボートレース、競輪、オートレースなどの公営競技の売上の一部は
被災地支援や社会福祉、畜産・技術振興、教育・文化支援、介助犬育成支援など、
様々な社会貢献活動に活用されており、みなさんの身近なところで役立っているかもしれません。
そんな公営競技について、日本リサーチセンターでは、インターネット調査を使い
①現状の把握(参加状況や非参加理由、イメージが悪い理由、参加意向)
②今後の参加可能性(推し活の側面から)
③今後の参加可能性(カメラ女子・男子の側面から)
④社会貢献活動に関する認知・関心
⑤引退競走馬に関する認知・関心
を把握することを目的に調査を行ない、5つのレポートにまとめました。
今回のレポートでは、パリオリンピックでも馬術でメダルが期待される
⑤引退競走馬に関する認知・関心
について、まとめております。
★主な調査内容★(詳細はPDFをご参照ください)
- ・引退競走馬に関して認知していること
- ・引退競走馬への関心度合い
★主な調査結果★
引退競走馬に関する認知項目
- 引退競走馬に関する項目で最も認知が高いのは、全体で「引退競走馬の一部は、乗馬用の馬として活躍している」(24.4%)。次いで、「引退競走馬と触れ合える牧場がある」(20.0%)、「引退競走馬の一部は、ホースセラピーの馬として活躍している」 (17.0%)など、引退した馬自身に関する項目が上位となっている。
- 競馬購入者でみると、いずれの項目も認知が高いが、特に引退した馬自身に関する項目は、全体と比べて高い傾向。
引退競走馬への関心度合い
- 引退競走馬に関する関心度合いは、全体で「既に支援を行なっている」が3.4%、「関心があるが、特に支援を行なっていない」が29.2%、合わせた「関心あり・計」は32.6%。
- 馬券購入状況別でみると、馬券購入者は「既に支援を行なっている」、 「関心があるが、特に支援を行なっていない」が全体と比べて高く、「関心あり・計」は80.2%。
- ウマ娘接触状況別でみると、ウマ娘・接触者も「関心あり・計」(69.3%)が、全体と比べて高い。
★結果を受けた個人的な感想★
調査レポートはこちら
2024年自主調査結果_⑤公営競技と引退競走馬.pdf調査概要
【調査方法】WEB調査
【調査対象】日本全国20~49歳男女
【調査期間】2024年5月9日(木)~ 5月14日(火)
株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 杉原領治)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。他にも、当社では、【公営競技の利用者実態調査】【公営競技やレジャー施設の来場者調査】などの実績がございます。実施・検討される方は、ご相談いただければ幸いです。
そのほかの公営競技に関する調査結果はこちら
【ボートレース(競艇)の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【オートレースの購入状況、今後の観戦・購入意向】
【競輪の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【地方競馬の購入状況、今後の観戦・購入意向】
【パチンコ・スロット】
【公営競技・ギャンブル市場全体】
【埼玉県内の公営競技場の利用状況・利用意向】
【公営競技と参加状況】
【公営競技と推し活】
【公営競技とカメラ女子・男子】
【公営競技と社会貢献活動】
【公営競技と引退競走馬】
株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部営業企画2部第3チーム 渕上